辛淑玉氏を「工作員」と中傷、ジャーナリストに賠償命令

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181225-00000074-asahi-soci

在日コリアン3世で人権団体「のりこえねっと」共同代表の辛淑玉(シンスゴ)氏が、フリージャーナリストの石井孝明氏のツイッターで「スリーパーセル(潜伏工作員)」などと中傷されたとして、550万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が25日、東京地裁であった。鈴木正弘裁判長は、石井氏に55万円の支払いを命じた。
石井氏は2016年11月〜18年2月ツイッターで辛氏に言及。辛氏の代理人によると、判決は、名誉毀損(きそん)を訴えた「北朝鮮のパシリ」などという10件の投稿について、辛氏の主張を認めた。脅迫だと訴えた「普通の先進国だったら、極右が焼きうちにしかねない」という1件については、脅迫には当たらないと判断したという。

安すぎる。
金55万円の損害賠償では、あまりにも手ぬるい。
「日当5万円」という珍妙なデマに基づけば、金55万円とは、たったの11日分の損害でしかない。
一部界隈ががなり立てた「日当5万円」という珍説に基づき、2016年11月から計算して、金3650万円以上を支払わせるのが相当だ。
カネの賠償が低すぎるのであれば、刑事罰を喰らわすべく立法化するしかない。
差別は絶対になくならないのだから、差別主義者たちを全員牢屋にブチ込むことなくして、問題が解決するはずがないじゃないか。
オウムの死刑囚だって深く反省して人間性を垣間見せたというのに、ヘイトスピーチ常習犯のネトウヨが反省しているのを見たことがない。
死刑囚だって反省できるのに、なぜネトウヨは反省しないのか。
罰則規定のあるヘイトスピーチ禁止法の制度化が待たれる。
一見したところ差別的な言葉を使っておらず、さも政治的な主張に見せかけて紳士面しているけれども、よーーーく読めば差別的な文脈になっている、仮面を被った差別紳士たちも同罪だ。
有名・悪名・無名を問わず、ネット上にはびこるネトウヨは、片っ端から逮捕した方がよい。
ヘイトスピーチは、大部分の日本人にとっては関係のない、マイナーな論点では決してない。
平気でヘイトスピーチかます連中に限って、モリカケ問題や原発問題や慰安婦問題や北朝鮮問題でも、バカげた思考に陥っている。
マイナーな論点だった差別問題が、安倍のモリカケ問題というド直球の本丸にまで、地続きで繋がっているのだ。
ヘイトスピーチの深刻さを理解できていない連中は、安倍の許しがたい巨悪権力犯罪をも理解できていない。
だから差別主義者たちが逮捕されたら、多くの日本人にとって、とても良いことが起こる。
安倍をモリカケで逮捕できなくても、ミニ安倍、プチ安倍、リトル安倍ともいうべきネトウヨを片っ端から取り締まれば、ほんとうにニホンは良くなっていくであろう・・・