骨董

木曜・・・

民藝品はオバサン臭いから、私には無理だ・・・ 食器を6点1万7千円買った後で、これじゃダメだ、と気づいた・・・ 私ぐらい硬派な骨董蒐集家になると、民藝のような軟弱な物は、拒否感を覚える・・・ しかも最近では、民藝品がどんどんオシャレになって、…

水曜・・・

食器を買った・・・ 4月から一人暮らしをするから・・・ どうせなら新品の食器を買おうとして、民藝の食器6点を1万7千円で買った・・・ 最初は、満足していた・・・ 民藝の手仕事の焼き物を見ていると、なにげない美しさに、ハッとさせられる・・・ 民藝…

骨董その8

ワイングラス・・・ たぶん吹きガラス・・・ 脚の部分に注目してほしい・・・ 手に持つところが、リングみたいに輪っかになっている・・・ こんなシャレたグラスを、誰が作ったのか分からない・・・ いつのガラスかも分からない・・・ だけど5客1万5千円…

骨董その7

私ぐらい焼き物を愛する人間になれば、収納ケースは、当然、焼き物だ・・・ 洗面台の収納も焼き物だし、ゴミ箱も焼き物だし、文房具も焼き物に入れている・・・ 整髪料や化粧水や制汗スプレーは、上記画像のとおり、手桶型の花器に収納できる・・・ 間違って…

骨董その6

何の変哲もない茶碗・・・ 見所もないし、面白みの欠ける茶碗・・・ 今出来の焼き物で、単なる練習用の茶碗・・・ だが、そこに「客佛」と書かれた時、茶碗が輝き始める・・・ こういう、何気ない茶碗こそ、見落としてはならない・・・ やれノンコウだ、やれ…

骨董その5

色紙・・・ 昭和初期・・・ スイカにキリギリスの図・・・ よくある題材・・・ 竹内栖鳳も、こんな絵を描いた・・・ 作家は、京都画壇の人だけど、落款部分は隠した・・・ 上記画像の白く塗りつぶした部分に、作家名がある・・・ 夏の時期は、スイカの絵がふ…

骨董その4

こね鉢・・・ 直径60cm・・・ 幕末~明治の物・・・ 壁に立てて置いている・・・ 木製の物は嘘をつかない、と骨董屋の主人が言った・・・ 陶器やガラスはニセモノが多いが、木製はニセモノだとバレる、という意味らしい・・・ それ以来、木製の古い物や…

骨董その3

骨董その2

骨董の本と、美術館の図録は一緒の本棚に入れてある・・・ 空いた隙間に、丸山真男や芦部の憲法本を突っ込んでいる・・・ 骨董の本の横に、丸山や憲法の本を置いてあるからといって、私は日本国憲法を骨董品だと思ったことは一度もない・・・ 丸山の戦後民主…

骨董その1

私の最新の収集品だ・・・ 昭和初期ぐらいの日本画・・・ 本紙は、横57cm×縦44cm・・・ 全体は、横61cm×縦133cm(軸先含まず)・・・ 値段は、秘密・・・ 作家名は、上記画像の白く塗りつぶした部分にあり、隠した・・・ かなり気に入って…