日曜・・・
骨董屋に行ってきた・・・
コロナで美術館が臨時閉館しているから・・・
行く場所を失い、とうとう1年半ぶりに骨董屋へ・・・
焼き物2点、掛け軸1点、合計1万5千円・・・
欲しくなったが、買わなかった・・・
衝動買いは、良くない・・・
ほんとうに欲しくなったら、また来月、骨董屋へ行けばいいだろう・・・
初見で見て、気に入っても、悩む時間が必要だ・・・
値段が高いから・・・
お店は、ヤフオクよりも、値段が高い・・・
にもかかわらず、現物の魅力に抗えず、気に入ってしまう・・・
値段は許せないが、実際に手に取ってしまうと、判断が甘くなる・・・
焼き物は、地元の、昭和の焼き物だ・・・
窯元にいけば、お土産屋で売っていそうな、今出来の焼き物・・・
ヤフオクで画像で見るだけなら、素通りしてしまうだろう・・・
しかし現物を手に取れば、その焼き物が愛おしくなる・・・
こんな黒っぽい焼き物は、いまの流行りではないだろうに、お土産物レベルの、どこにでもありそうな無難な形だが、近くで見ると、凛々しくもある・・・
この白い茶碗なんて、京都の清水焼だそうだが、素人陶芸スレスレのヘタクソさだが、実際に触ると軽い造りで、決して素人が造れるものではなく、田舎臭い形が、無視できない・・・
黒の壺が5000円で、ヘタな白い茶碗が4000円で、掛け軸が6000円、どれも値段が高く、断念した・・・
で、家に帰ってから、作家名で調べ見ると、未練が募る・・・
確かに、値段は高かったが、その作家の別の作品と比較すると、ギリギリ許せなくはない値段だと気づく・・・
これで2000円なら、店で見た4000円の茶碗が妥当な値段だった、と後から知ることになるのだ・・・
そして来月、またあの骨董屋へ、私は行くことになるだろう・・・
新型コロナの定額給付金10万円を握りしめて・・・