たかが服、されど2万円

たかが2万円のジャケットを買っていいか、悩んでいる・・・

昔だったら、買っていた・・・

だけど、すれっからしのおっさんになると、服に2万円が出せなくなる・・・

泥で汚れた皺だらけの1万円札が、惜しくなる・・・

涙でシミになった1万円札が、出せなくなるのだ・・・

フランスのジャケットが欲しい、と4月17日にブログに書いているから、それからずっと悩んで、同じことを書き続けている・・・

このネタを、ずっと引っ張り続けようと思う・・・

ちなみに、心療内科の先生には相談済である・・・

「服の衝動買いが続いて困っています。頭の中は服の事でいっぱいです」と伝えたら、先生は「強迫的ですか」と聞いた・・・

「そこまで酷くはないと思うんですが」と私は答えたが、本当は結構、強迫的だ・・・

もうあかん・・・

病気や・・・

でも、ここで買ったら泥沼が始まる・・・

もしフランスのジャケットを2万円で買ったら、今度は、デニムのジャケットも欲しくなるに決まっているからだ・・・

ここで我慢しなければ、沼にハマる・・・

おっさんやし、生涯独身やし、誰も見ていないのに、服なんて、もうええやんか・・・

金のないおっさんは、ユニクロで十分やんかと、2022年秋のユーティリティジャケットは古着風で渋かったので1990円で買った・・・

でも、ユニクロでデニムのユーティリティジャケットは、ボタンが許せなくて買えなかった・・・

ほんならマックハウスのデニムのカバーオールがセールで4000円であったのだが、ボタンは良くても、ちょっとビッグポケットがかわいらしい感じがして、私、おっさんは悩んでしまった・・・

それでネットで物色していたら、デニムジャケットも2万円ぐらい出さなあかんな、という事が分かった・・・

日本製で、作りの手の見える良いデニムのジャケットがあったが、私は一切無視して、海外製を探す・・・

日本で頑張っている、まじめな作り手の製品を見なかったことにして、私の目は海外へ向いている・・・

常に外へ、世界へ、全人類へと目を向けねばならない・・・

日本社会の内向き志向が、この国をダメにした・・・

アベというネトウヨ首相に続いて、岸田という増税魔が首相でいる限り、日本に未来はない・・・

この滅びゆく日本が息も絶え絶えになりながら崩壊してゆくさまを、私は見届けてから死ぬつもりだ・・・