「安倍総理は“証人喚問になってよかったよ“と言った」「100万円は森友学園内の処理だったのでは」ジャーナリスト山口敬之氏が激白

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170317-00010024-abema-pol

この振替用紙の問題についても山口氏は「書いたのは森友学園側。だから安倍事務所からの振込があったとか、その証拠にはなりにくいのではないか」とし、「今、森友学園側が昭恵さんの講演料として100万円現金で用意したが、昭恵さんはそれを受け取りませんから、それを寄付という処理にしたんではないかという憶測が流れている。昭恵さんが100万円を用意して大阪に行ったというのは無く、籠池さんが用意したものではないかと言う推測があって、それ以外考えられないのではないか、というのが僕の受け止め。森友学園内の処理だったということではないか」と推測した。

常識的に考える必要がある。
アキエに講演料として100万円も支払う好事家が、いったいどこにいるだろうか。
しばしば意味不明なことを喋るアキエに、100万円も支払って講演会に呼ぶ奇矯な人物など、この世にいたらお目にかかりたい。
税金で講演料を支払う教育委員会じゃあるまいし、たかが学校法人が自腹をきって100万円も、よりによってアキエに手渡そうとしたのなら、ドブに金を捨てるも等しい冒険主義である。
しかもアキエは2014年4月、幼稚園児から「小学校をよろしくお願いします」と頭をさげられて、感極まって涙を流している。
さらにアキエは2015年9月、講演会にて「何かお役に立てればいいなと思っていました」と熱い思いをブチまけている。
ごくごく常識的に考えれば、100万円という巨額マネーが、どういうふうに存在したのかは、想像がつく話だ。
さらに森友学園側にはアベの名を記した振替用紙まであり、この物証はアベの名を記した後、修正テープで消した上に、郵便局の訂正印までつく。
こんな手のこんだ芸当をしてまで、森友学園側が物証をデッチ上げたとは、ちと考えにくい(現時点までの報道による)。
なんてったってHPに誤字を残しただけでなく、チラシに誤字を残すような、いってみれば注意力に問題のある学園だったのである。
だから、ここでは、常識的に考えなくてはいけない。
常識に還り、一切の政治的な力学を顧みず、あらゆる虚飾を捨てて、考えるのだ。
今ここで、100万円の現ナマと、アキエの姿を、脳裏に思い描いてみよう。
100万払ってアキエに会いたいかと、われわれは胸に手をあてて一人一人が苦悶の表情を浮かべつつ自問自答しなければいけない。