<安倍首相>改憲日程修正、与党評価 推進本部練り直しへ

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170804-00000090-mai-pol

自民党憲法」議員はもともと民進党など野党の協力を得た改憲を探ってきた。憲法記念日以降、自民党主導にかじを切った首相には不満がくすぶっていただけに、推進本部の保岡興治本部長は4日、「現実的な対応をする首相のいいところが出た」と「正常化」を歓迎。別の幹部も「しっかり丁寧に議論してくれということだ」と述べた。
ただ、首相が改憲をあきらめたわけではない。自民党幹部は4日、「萩生田(光一幹事長代行)さんの『軌道修正』は言い過ぎだ。党内で議論し、できるものはできるし、できないものはできない」と述べ、改憲機運がしぼむことを警戒した。
一方、改憲日程を見直せば、首相の衆院解散戦略には余裕が生まれる。これまで首相は、衆参両院で自民、公明両党と日本維新の会の「改憲勢力」が3分の2を超える議席を持っているうちに手続きを進めるとみられていた。それだと、衆院解散には踏み切りにくくなるが、政府関係者はここにきて「憲法にこだわらなければ早期解散もありうる」と語った。

アベの改憲は、絶対に反対だ。
自衛隊憲法に書き込むとかいう、悪趣味丸出しの加憲は、断固阻止せねばなるまい。
いざという時は国に命を〜〜、自衛隊が日蔭者でええんか〜〜、などとお涙頂戴の情緒的態度では、アベは憲法を改正する資格がない。
しかも自衛隊は、最高裁違憲とも合憲とも判断したことはないのだ。
一方、日本に駐留する米軍は、苦し紛れの欺瞞を重ねて、こちらも最高裁が判断を避けた。
いっそのこと在日米軍憲法に書き込んで、日本の対米従属をはっきりさせた方がよい。
日米同盟が友情だの信頼だの、そういう歯の浮いた偽善で誤魔化すのではなく、アベがアメリカの言いなりであることを明文化して、敗戦国日本の醜悪な現実をズバリ直視することから始めねばなるまい。