新党結成の小池知事、国民の希望のために「アウフヘーベン」→「意味は辞書で調べて」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170925-00010003-bfj-pol

「いままでの議論をアウフヘーベンし、国民が希望の持てる政策を投げるべき」という持論を展開した。
「これからは、考えられないことを考えられることが必要です。禅の高僧道元ハーマン・カーン(*米国の未来学者)も言っている。これまで新しい党をつくるにおいて議論して積み重ねてきた論議だけではなく、もっと国民は違うことを求めている」
「ここでアウフヘーベンを使うと何かを思い出すかもしれないが、国民のニーズというのは、メディアが引いたレールの延長線上にはない。もっと大きな夢をみんな描きたいと思っていて、それが憲法9条3項の議論などではない。もっと明るく、そして希望を持てるような政策のボールを投げるということが必要だ」

「これはプッツンするものではございません。アウフヘーベンするものでありまして、内容は辞書で調べてください」
「これまでの積み重ねがございまして、ここでもう一回ジャンプということになります。非常に細かい部分も詰めていただいているが、むしろ一回大きく広げていく必要があるなと感じた次第です」

広辞苑を引いてみると「止揚揚棄ヘーゲル哲学弁証法の用語)」と記されているのみのこの単語、アウフヘーベン(Aufheben)
矛盾・対立する2つの概念を、その状態を保ちながら、より高い次元段階で統合、発展させることを指す、弁証法の哲学用語(ドイツ語)だ。
小池知事はこれまでも会見でこの用語をよく使っている。たとえば2017年6月、築地市場豊洲移転問題に関する会見。二つの市場に関する議論を「アウフヘーベン」する必要がある、という持論だった。
“「アウフヘーベン」というのは、一旦立ち止まって、そして、より上の次元にという、日本語で「止揚」という言葉で表現されますが、これまで安全、安心、法的、科学的、さまざまなチェックが行われてきました。“
“そういったことを全部含めて、どう判断するかという、そのための「アウフヘーベン」が必要だということを申し上げた。“

ちなみにこの取材時、小池知事はアウフヘーベンについてこう解説している。
アウフヘーベンアウフヘーベンでしょう」

麻生のナチス発言より酷い。
小池は、アウフヘーベンする、と言ってしまった。
言ってはいけないことを、小池は言ってしまった。
どれだけアウフヘーベンが恐ろしいことか、分かっているのであろうか。
広辞苑のような辞書を引くだけではだめだ。
ちゃんと哲学の専門の事典を何冊も引いて、アウフヘーベンという概念を確認する必要がある。
そうすればアウフヘーベンの恐ろしさに、誰もが気づくであろう。
私の口からは言えないほど、ほんとは恐ろしいアウフヘーベン・・・
しかも小池は、「考えられないことを考えられることが必要」と、言ってしまった。
となると、小池は筋金入りのアウフヘーベン主義者である可能性が高い。
「考えられないことを考えられること」と小池が言ってしまった以上、東京は壊滅的な被害が及ぶであろう。
いや、それどころか小池が国政に進出してアウフヘーベンすれば、日本がメチャクチャになるのは間違いない。
近代の完成形であるヘーゲル哲学の結末が、ナチスの大量虐殺と強制収容所を生んだのであった。
だから小池がアウフヘーベンしたり、麻生が難民を射殺したり、アベが人づくり革命を企てたりすれば、日本は亡びる。
日本でもトップクラスの要人が、射殺、革命、アウフヘーベンと、ろくでもない奴らばかりである。
だから、まずはアベ自民党を倒さなければいけない。