三浦瑠麗氏「北工作員が大阪潜入」発言での物議に反論「まともな安保議論をすることは不可能」

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11日放送のワイドナショー(フジテレビ系)で飛び出した、政治学者の三浦瑠麗氏(37)の発言が物議を醸している。三浦氏は北朝鮮有事の際に、日本国内に潜む北朝鮮工作員テロ行為に及ぶ可能性に言及。ネット上では民族差別根拠がないと炎上している。
朝鮮半島問題のテーマで、三浦氏は「実際に戦争が始まって、金正恩さんが仮に殺されても、一切外部との連絡を絶って、都市で動き出すスリーパー・セルがいる。ソウルでも東京でも大阪でも。大阪がヤバイと今、いわれている」と発言した。
ネット上では左派系論客を中心に「差別扇動だ」「関東大震災の時に朝鮮人井戸に毒を入れたというデマと同じ」「証拠を示せ」などと批判にさらされた。ただ、三浦氏はスリーパー・セルを「在日朝鮮人」とは言及していない。テロップで「一般市民を装って潜伏している工作員やテロリスト」とのスリーパー・セルの説明がついたこともあって、曲解されたともいえる。

軍事専門家は「北朝鮮工作員が日本に潜入して有事に備えているのは、これまで脱北した北朝鮮の高官や朝鮮総連の元幹部など何人もが証言している。工作員の数は少なくともソウルに500人、日本には200人はいるとみられ、その10倍はいるとの見方もある。証拠といわれても工作員は日本人になりすましたり、日本人と結婚し、日本国籍を取得したりしている人などさまざま。日本の中で支援している政党や組織もあり、なかなか表には出てこない公安調査庁も当然調べています」と指摘する。

三浦氏は12日、自身のブログで「正直、このレベルの発言が難しいとなれば、この国でまともな安保議論をすることは不可能」と反論。

三浦瑠麗が差別扇動デマ発言を謝罪・訂正・撤回しないのであれば、この人物に学位を与えた東大が社会的な責任を果たして処分すべきであるし、あるいは藤原帰一が責任をとるべきだ。
三浦によれば「金正恩さんが仮に殺されても、一切外部との連絡を絶って、都市で動き出すスリーパー・セルがいる」らしいが、こんな妄想はリアリズムを欠いたマンガ話だ。
なぜなら実際に戦争が始まったら、北朝鮮から核ミサイルが飛んできて、東京などの大都市が狙われた場合、一気に400万人が死ぬからだ。
有事の際に、東京が核ミサイルに狙われたら、アベを含めて400万人が一気に死ぬのだから、わざわざ「スリーパー・セル」なる珍妙なテロリストなど必要ないし、どうせたいした事を起こせないのだから、無駄骨だ。
北朝鮮は日本向けに200発ほどミサイルを保有しており、さらに核兵器まで持っているから、「実際に戦争が始まっ」たら日本は一瞬でオシマイなのである。
だって北のミサイルは10分間で届く以上、「スリーパー・セル」とか言うてる場合ではなく、三浦が研究所を構えている東京都港区だってヤバいんだから、なんとしても戦争を阻止しないとダメだ。
しかも三浦発言によれば、大阪に「テロリスト分子」が大量にいると発言したようだが、今、現時点でまったくテロが発生していない事を考慮すれば、実在しているかどうか疑わしい。
合理的に考えれば、今、現時点でテロが発生していないのに、未来のある時点において、大規模なテロなど起こせるわけないじゃないか。
明日から本気を出すニートじゃあるまいし、今!口先だけじゃなくて今!この瞬間においてテロを発生させていない「スリーパー・セル」なるマンガを、信用できるはずがない。
今やれない奴は、その時が来ても、絶対にやらないのだ。
表に出てこない潜在化したテロリストよりも、顕在化したバカ首相やエセ学者やデマ産経やネトウヨの方が、よっぽどタチが悪い。
三浦が安全保障の専門家を気取るのであれば、首相アベの口先強硬火遊び路線を許すべきではない。
真の日本の安保保障上の脅威は、安倍晋三その人であることを、スバリ見抜くべきだ。
どんなスパイなんかよりも、安倍晋三という男がこの国を破滅に導く可能性が高いことは、もはや言うまでもないであろう。