加計だけじゃない、国家戦略特区は安倍首相のお友達優遇の巣窟だった! 竹中平蔵が役員の会社、成田の医学部新設も

http://lite-ra.com/2017/06/post-3229.html

しかし、はっきり言って「医学部の新設」は、「岩盤規制にドリルで穴を開ける」ようなものではまったくない。いや、安倍首相が大義名分のように掲げる国家戦略特区という制度自体が、私物化の温床となっていると言うべきなのだ。しかもそれは、安倍首相のみならず、政権の「お友だち」がグルになっている腐敗っぷりなのである。

まったく何が「ザ・既得権益者」だ。結局、その「ザ・岩盤」に穴を開けた結果といえば、自身の関係する企業が参入して甘い汁を吸うというマッチポンプ利益供与ではないか。つまり、安倍首相が主張する「岩盤」とやらは「自分たちにとって目障りなもの」でしかなく、権力というドリルで強引に新たな権益をつくり出しているにすぎない。
 安倍首相が民間議員に選んだお友だちである竹中氏もやりたい放題。別の意味でも国家戦略特区はまさに“アベ友特区”だらけだったわけだが、しかも、もうひとつ安倍首相には“アベ友特区”疑惑が浮上している。それは国家戦略特区によって前年の東北医科薬科大学に続きじつに約40年ぶりに医学部新設が認められ、事業者となった千葉県成田市国際医療福祉大学の問題だ。

国際医療福祉大学の場合も、新設理由に医師不足などが挙げられていたが、厚労省の医療従事者の需給に関する検討会で〈中位推計からいきますと2024年に需給が均衡する〉と報告されており、日本医師会をはじめとして医学部を新設する必要はないという批判があがっていた。にもかかわらず、あっさりと認められてしまった。
 さらに、事業者の公募は2015年11月12日からたったの1週間で締め切られ国際医療福祉大学の1校のみが応募。また、キャンパスの土地は成田市が約23億円で買い上げ同大に無償貸与し、建設費用も半分にあたる約80億円成田市と千葉県が負担。その上、隣接地に開学した看護学部と保健医療学部の用地取得や校舎建設にも約50億円の補助が行われている。──何から何まで加計学園の問題とそっくりなのである。
 なぜ、加計学園と同じように国際医療福祉大による医学部新設はゴリ押しされたのか。やはりここでも浮かび上がってくるのは、官邸の暗躍と、同大を運営する学校法人国際医療福祉大の高木邦格理事長と安倍首相の“接点”だ。

最低だ。
アベ政権は卑劣すぎる。
獣医学部新設という大義名分のもと公有財産を横流しする、ケダモノのごとき首相アベを許していいのか!
地方を喰い物にして23億円の土地をタダで乗っ取り、建設費の半分の80億円をおねだりして、ド厚かましいことに50億円も補助金を奪う、こんな呪われた学園ビジネスが日本であっていいのか!
これじゃアベ特区どころか、公有財産173億円をしゃぶりつくすアベ特権だ。
どうせ失敗するに決まっているのに、赤字財政の地方公共団体が金を出してまで、わけのわからん低偏差値大学を作る必要など、どこにあるというのか。
あたかも地方のお年寄りがアベ政権に苦しめられて自己所有の土地にアパートやらマンションを建てて相続税対策をするのにも似た、地方を餌食にした卑劣な手口が許されていいはずがない。
田舎の、地方の、将来の明るい展望など何一つとしてない絶望の地に、悪知恵だけは長けた闇の紳士たちが乗りこんで甘言を弄して土地をタダ同然で取得して、わけのわからん建築物を税金で建てさせる、これほどド汚いスキームがあっていいのか。
アベの友達にだけトリクルダウンの恩恵をうけて甘い蜜を啜りまくって良い思いができる金権腐敗が、アベ化した現代日本社会においては見過ごされてしまうのか。
70年前の敗戦後には、大物右翼がドサクサに紛れて軍需物資を隠匿したといわれているが、一方、いまの日本は別に敗戦したわけもでないのに、アベ極右政権がやりたい放題をやらかして、国民の財産である公有地がアベのお友達に奪われる闇社会・・・
まるで中国共産党やロシアの新興財閥を彷彿とさせる、腐りきったアベ政権の縁故主義・私物化の病巣を一刻も早く断絶せねば、日本が滅びる。
獣医学部や医学部を新設している場合ではなく、アベ政権こそが人類史上最悪の病原菌であって、日本を死に至らしめる疫病的アベ現象を幅広く研究することが望まれる。