木曜・・・

 
タカタ、ファステプのみ触った・・・
今日は困った・・・
前日S高の株は、どれも前日から買って持ち越したい株ばかりで、大幅にGUしてしまうと、寄付から成買は難しい・・・
かといってGDしそうな前日S高の株のうち、フルッタフルッタは板が薄いくせに5%以上GDしそうだから前日終値まで上げないだろうと予想して、無視・・・
そしたらフルッタフルッタは1分間だけ上げて、あとはグダグダ、ポツンポツンと、死んだような感じでローソク足が横並びする、過疎っている株と化したから、私の読みどおりである・・・
同じくGDした買取王国は、前日は決算ネタで2日連続もS高・・・
GDとはいえ、ヤラしいくらい、ちょっとだけ下で始まり、1分目でド派手な陰線が出て5%下げるも、下ヒゲで上げてきて、2分目以降、前日終値ちょい下を維持する・・・
あっ、こりゃ一度は前日終値まで上げよるな、と思った・・・
一度でいい、たった一度でいいから、前日終値までの窓を埋めよるな、と私は判断した・・・
確かに、買取王国の前日終値付近には、売り板が1万株以上あって、あきらかに上げるのを邪魔していた・・・
買ってやってもいい、と心が動かされたのだが、でも、いまいち、出来高が少ない・・・
私は、ゴーーーー、ゴーーーー、とアホほど動く出来高の多い株が得意なので、9時の早い時間帯なのに出来高が少ない買取王国には、突撃買いできひん・・・
その1万株の売り板!キリのいい値段で露骨に蓋をしてあるヤラしい売り板よ!この1万株は喰い破られる!と判断する私ですら、勇気を出せずに見送ったら、やっぱり一度は上げてブチ越えた・・・
だが厳しく上ヒゲで押されて陰線となり、その後、10%もダダ下がり・・・
なんて株だ・・・
ダマシ上げじゃないか・・・
前日終値ブレイクアウトを装った、おそろしいダマシ上げ・・・
これだから出来高の少ない株はアカン・・・
そういうわけで、前日S高の株は、GDする奴は狙えず・・・
かといって、GUしそうな奴は、寄高くさいから時間的に後回し・・・
ならば材料株はどうかというと、これもS高で寄りそうだから、後で見る・・・
夜間ランキング9位で、朝の株探ニュースでも★★がついた2929ファーマフーズは、2929という番号どおりの、憎々しい思い出があるから無視・・・
そしたら案の定、3円上げただけの、ほぼ寄天でダダ下がり・・・
やっぱりな・・・
そういうわけで、タカタだ・・・
消去法で考えたら、9時の早い時間帯では、タカタしか残っていなかった・・・
27日に上場廃止になるタカタしか、私には選べなかったのである・・・
嫌だった・・・
まるで死肉を漁るように、今朝もタカタが気になってしまう・・・
ゲテモノのクズ株が、私にはお似合い・・・
死の期限が迫るタカタは、15円→150円になるマネーゲームも終わり、昨日は一日で32円→47円→27円と動いた・・・
退場寸前の土俵際でジワジワと動くキワモノ株・・・
B級のゲテモノ株で、マトモな投資家から見向きもされない、裏通りの湿った匂いのするゴミ株・・・
以前の私なら、こんなクズ株を無視してきた・・・
私は一貫して、アベノミクスから遠く離れて、詐欺的アベノミクスに毒された東証1部から遠く離れて、ただひたすらジャスダックの300円〜1000円台までの株を、主戦場にしてきた・・・
安物の株とはいえ、一応は、会社存続を前提にしている300円以上の株をターゲットにしてきたのである・・・
だがタカタを、27円まで堕ちたタカタを、見捨てていいのか?という気持ちが湧いてくる・・・
怪しい株には近寄らない、そんな詰まらないトレードをしてどうする!と、朝から熱い気持ちが込み上げてきたのである・・・
そしたら私と同じ思い人が、この世には多いのであろうか、やけに買い注文が増えてきた・・・
9時前の寄前気配は、最初、売り30万株・買い30万株で拮抗していた・・・
ところが9時が近づくにつれて、買いが70万株、100万株と、どんどん増える・・・
26日が最終取引日の、こんな株が、まさか前日終値から浮かび上がって、GUしそうだったのである・・・
来たか・・・
ついに来たんやな・・・
確かに今日の買い板は、前日終値が27円だった為、いちばん下の底の方には、1円の買い板が見える日だ・・・
だから1円で買いたいスケベ野郎どもがホイホイ集まってきたものの、でも実際にはヘタに注目が集まってしまい、逆にGUしそうな気配になったのではないか・・・
よし、わかった、1万株を寄付で成買したる!と私は注文を出す・・・
いや、5000株にしよう、急落したら嫌だし!と買いを減らす・・・・
いやいや、捨ててもいい金の1000株だけで許して!と時間が経つにつれてケチになる・・・
だって思っていた以上にGUしそうだったから・・・・
それだけ注目が集まっている株だから、寄り付近では上がる!というふうには、このタカタに関しては強気になれない・・・
そしたら・・・
1分目から・・・
最初、寄った瞬間、株価が上にも下にもいかず、数秒間は「―」となった・・・
1円も上がらないし下がらない時は、ローソク足が「―」になるのは、当たり前である・・・
この「―」を見た瞬間、やっぱ上がるわ!と私は確信した・・・
寄った瞬間、静寂に包まれるかのごとく、「―」なる横棒がチャートに現れた次の瞬間、こりゃ上や!と私にはピンと来た・・・
寄ってからドボーーーンと爆下げするのではなく、数秒間、凛とした佇まいで「―」を維持するタカタ・・・
タカタよ、おまえの最期の輝きは見届けた・・・