闘争の時代「1968年」を考える。60年代の社会運動をテーマにした展覧会が歴博で開催

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企画展示「1968年-無数の問いの噴出の時代-
会期:2017年10月11日〜12月10日
会場:国立歴史民俗博物館 企画展示室A・B
住所:千葉県佐倉市城内町117
電話番号:03-5777-8600(8:00〜22:00)
開館時間:9:30〜16:30 ※入館〜16:00
休館日:月(祝日の場合は翌日休館) ※開館日、開館時間は変更の場合あり
料金:一般 830円 / 高校・大学生 450円 / 小・中学生 無料

私は反対だ。
国立博物館という帝国主義丸出しの施設で、「1968年」の展覧会が開かれるのは、悪い冗談であろう。
植民地から収奪してきたブツを展示する国立博物館で、いまだ尾をひく「1968年」の社会運動がガラスの陳列ケースに閉じ込められるのは、政権側の悪意すら透けて見える。
しかも成田空港からそう遠くない、千葉県佐倉市国立博物館で開催されるとなると、社会運動を過去の遺物に貶めたい思惑が如実に窺える。