安倍晋三首相、北朝鮮一色の異例の国連演説 「差し迫った脅威。論点を集中せざるを得ない」

http://www.sankei.com/politics/news/170921/plt1709210018-n1.html

訪米中の安倍晋三首相は20日午後(日本時間21日未明)の国連総会で一般討論演説を行った。核・ミサイル開発を進める北朝鮮について、全加盟国に「必要なのは行動だ」と述べ、安全保障理事会の制裁決議を完全履行するよう求めた。演説のほぼ全てを北朝鮮問題に費やす異例の内容で「脅威はかつてなく重大だ。眼前に差し迫ったものだ」として危機感の共有を図った。
演説冒頭で首相は、開発や法の支配、安保理改革など多岐にわたるテーマを挙げた上で「論点をただ一点、北朝鮮に関して集中せざるを得ない」と切り出し、以降は北朝鮮一色の内容となった。
首相は1994年の米朝枠組み合意、2005年の6カ国合意の裏で北朝鮮が核開発を続けてきたと説明し「対話とは北朝鮮にとって、われわれを欺き、時間を稼ぐため、むしろ最良の手段だった」と批判。北朝鮮との対話は、完全で検証可能で不可逆的な核・弾道ミサイル計画の放棄が条件となるとした上で「そのため必要なのは対話ではない。圧力だ」と述べた。

異常だ。
米国に向けた長距離ミサイルが発射されただけで、アベがここまで騒ぎたてるのは、謎が残る。
日本に向けたミサイルは20年前から配備されているのに、当時、Jアラートだの避難訓練などを実施するほどバカな政権は、存在しなかった。
ところがアベ政権は、米国向けのミサイルが登場した途端、Jアラートだの避難訓練などを強制して、嬉々として国民を恐怖のドン底に叩き落とすのだ。
しかもアベは、米国向けのミサイルをぶっ放す相手に対して、平気で攻撃的な言辞を繰り返す。
これじゃまるで、米国が標的にならないように、日本がミサイルの弾除けになろうとして、好戦的な演説をしているかのようだ。
アベのような対米従属の、骨身にしみついた奴隷根性のポチになれば、米国向けミサイルが気になって気になって仕方がないのであろう。
米国向けミサイルを阻止するために、まるで北朝鮮の気を引くかのように、必死に挑発的言辞を吐くアベ。
確かにアベは、森友疑惑と加計疑獄という権力犯罪を誤魔化すために、北朝鮮の脅威をわめきたて、霊感商法みたいに恐怖を利用して支持率回復を狙っている、と考えられてきた。
加えてアベは、憲法改正と防衛費爆増と敵基地攻撃論をブチあげるために、キタの脅威をがなり立ててきた、ともいえる。
だがアベは、日米軍事一体化して米軍の下請けと化した自衛隊を、日本の憲法に書き込みたくてウズウズしている以上、骨の髄から対米従属丸出しの、米国の犬なのである。
だから米国向けミサイルの軌道をズラすために、米国が標的にならないようにすべく、アベは北朝鮮に向けたアピールをやめないのであろう。
なんてったって米国をお友達だと勘違いしているアベ一派らが、集団的自衛権をゴリ押しし、お友達のために金を貢ぐだけでなくて血を流したくてウズウズしているのだから、この国の対米隷属は、極まった。
自衛隊は、災害派遣でイメージアップを謀っているが、しかしアベが米国にベッタリである以上、米軍の下請けと化すのはバレバレだから、自衛隊憲法に書き込むのは断固阻止しよう!