<衆院予算委>改憲提案の論戦低調

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180130-00000138-mai-pol

今年度補正予算案を審議した29、30両日の衆院予算委員会では、安倍晋三首相が意欲を示す9条への「自衛隊明記」などの改憲提案を巡る論戦の低調さが目立った。2日間・計12時間の審議で質問に立った与野党議員19人のうち、改憲について首相に質問したのは民進系会派・無所属の会原口一博氏だけ。首相主導を警戒する立憲民主党など各党の思惑が交錯し、首相が期待する与野党を巻き込んだ論議が進むかは依然不透明だ。

首相は「ここで私が説明すべき立場ではない」と前置きしつつ、9条2項(戦力不保持・交戦権の否認)を維持する首相案が実現しても「フルスペックの(全面的な)集団的自衛権の行使は認められない」などの見解を披露した。

安倍の改憲は失敗する。
どうせ国民投票で否決される。
たかだか25万人しかいない自衛隊に対して、憲法に明記させたがるほどの異常な思い入れを持つ国民など、ほとんどいない。
警察だって治安を守っているし、消防署だって火に突撃しているし、税務署だってアベを守るために佐川が嘘をついたのに、それらを無視して自衛隊だけを憲法に明記するのは、バランスを欠く。
確かに、自衛隊員は危険な労働環境にあるが、いまでは普通の労働者でさえも命の危険に晒されており、電通は過労死させるし、NHKは人殺しだし、新国立競技場の建設現場で労働者が自殺するし、アベの無策はあまりにも罪深い。
にもかかわらず、アベが自衛隊だけをエコ贔屓するのは、国のために死んだ奴を祀るヤスクニの論理と同じだろう。
国のために命を投げだす暴力装置憲法に書き込むことによって、安倍は平和主義を葬り去り、日本国憲法のヤスクニ化を目論んでいるに違いないのだ。
自衛隊を明記してしまうと、日本国憲法がヤスクニ化して平和主義が消え去り、国のために命を張る奴が偉いとかいう、おかしな価値観が最高法規になりかねない。
ヤスクニとは、東京都千代田区にある、絶対に行ってはいけない日本のヤバイ危険スポットをいう。
だが安倍の改憲では、日本全体がヤスクニになるし、憲法がヤスクニ化するし、首相がヤスクニみたいな奴になる。
だから安倍の改憲は断固阻止せねばなるまい。
橋下みたいな奴がいっぱいいる大阪ですら住民投票で都構想詐欺を粉砕したのだから、安倍の改憲詐欺も国民投票で叩き潰されるであろう。