安倍首相「違憲論争に終止符」=9条最重視、改正へ決意―森友改ざん陳謝・自民大会

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180325-00000013-jij-pol

安倍晋三首相(党総裁)は演説で、党是とする憲法改正について「憲法にしっかりと自衛隊を明記し、違憲論争に終止符を打とうではないか。これこそが今を生きる政治家、自民党の責務だ」と呼び掛け、実現に強い決意を表明。首相は改憲について述べた部分のほとんどを9条に割き、最重要視していることを示した。
首相は9条改正について「敢然とこの使命を果たし、新しい時代をつくり上げていこう」と強調。また、改憲の重点4項目について条文の形で素案をまとめたことに触れ、「いよいよ結党以来の課題である憲法改正に取り組むときが来た」と語った。

勉強をしたことがない人間は、考えが浅いという特徴を持つ。
たかが憲法改正して自衛隊を明記したからといって、「違憲論争に終止符を打」てると思えるところが、バカ丸出し。
たとえアベの改憲が実現しても、自衛隊違憲論争が無くなるはずがないのに、明記さえすれば違憲論争に決着がつくと思える点において、アベの学問への無理解と、反対意見への弾圧体質が如実に透けて見える。
こういう学問の素養がない人物は、違憲論争の議論を何一つとして踏まえず、素人丸出しの幼稚な言語感覚で憲法を語り、己の歪んだ欲望にあわせて憲法改正を騙るから、始末が悪い。
しかも国民投票で否決される可能性も考えず、自衛隊よりも違憲の疑いのある在日米軍基地を放置して、自衛隊よりも命の危険に晒されているであろう近畿財務局を無視して、自衛隊だけエコ贔屓するさまは、バカの一つ覚えとでも言うのだろうか。
アベ夫妻のために国有地を安売りしたのに財務省に責任を押し付けたあげく、近畿財務局の職員を自殺に追いやった人殺し連中が、憲法改正を企てるとは、冒涜もいいところ。
どうせアベの改憲国民投票で否決されるのだから、いまからアベの責任論を熱く議論すべきだ。
憲法改正の議論よりも、国民投票で否決された場合のアベの責任論を熱っぽく情熱的に議論する方が、日本にとって最大最高の国益になるであろう。