日朝“過去の清算”はいくらに?

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南北首脳会談で、拉致問題がどのように取り上げられたのか。
29日の日韓首脳の電話会談で、文在寅(ムン・ジェイン)大統領から「拉致問題・日朝関係について、金正恩(キム・ジョンウン)氏に安倍首相の考えを伝えた」ことが明らかにされた。
日本政府は、やりとりの詳細を明らかにしていないが、韓国政府の説明では、文大統領は正恩氏に、「安倍首相は、北朝鮮と対話する考えを持っていて、特に過去の歴史問題清算をもとに、国交を正常化させることを望んでいる」と伝え、正恩氏は「いつでも日本と対話を行う用意がある」と応じたという。
ここで注目なのが、この「歴史問題の清算」。
その意味は、拉致問題が全面解決すれば、日朝の国交正常化につながり、その際に、日本が北朝鮮に対し、過去の植民地支配についての事実上の賠償にあたる経済協力を行うこととみられ、これは、2002年の日朝平壌宣言に沿ったもの。
この経済協力金だが、1965年に日本が韓国と国交正常化した際には、無償・有償あわせて5億ドルという巨額が支払われた。
これは、当時の韓国の国家予算の、ほぼ2倍にあたる。
北朝鮮にとって、この経済協力金は極めて大きいものだけに、今後、金正恩氏が米朝首脳会談などを通じ、拉致問題についてどう反応し、日本政府が北朝鮮と水面下でどう交渉するか注目される。

安倍は対話から逃げられない。
安倍は圧力ばかり叫んで、北朝鮮との対話を逃げ続けてきた。
対話してしまうと、安倍が無能であることがバレてしまうからだ。
正恩氏が「いつでも日本と対話を行う用意がある」と応じたのであれば、安倍にとっては圧力を感じたに違いない。
なぜなら日本政府は、法的な責任として植民地時代の賠償を10兆円ぐらい払わなければいけないし、人道的な責任として経済支援を10兆円ぐらい払わなければいけないし、歴史的な責任として南北朝鮮が統一した時にも10兆円ぐらい払わなければいけない。
だが安倍は、歴史修正主義者だから植民地支配の賠償を嫌がるし、縁故主義者だからお友達でもない相手にはカネをバラまけず、北朝鮮との対話から逃げて、圧力一辺倒を続けていた。
つまり安倍は、拉致問題を利用して首相になったどころか、拉致問題を利用して植民地時代の賠償から逃げて逃げて逃げまくってきたわけだ。
対話を恐れて圧力一辺倒の安倍、北朝鮮から逃げて米国一辺倒の安倍のことだから、金正恩氏が「いつでも日本と対話を行う用意がある」と応じたのであれば、これほど安倍に対する圧力はない。
南北首脳会談といい、核施設の破棄といい、北朝鮮の変化には驚かされるが、これほど北朝鮮を変化させたのは、安倍のせいだと思う。
独裁体制は、政治的自由と経済的自由をなにより嫌がる、はずだった。
だが日本は、一応は政治的自由と経済的自由が保障されているのに、安倍がモリカケ問題でやりたい放題やらかす酷い国になってしまった。
曲がりなりにも自由のある日本ですら、安倍みたいな奴が首相を続けられるわけだから、北朝鮮も変化を恐れなくなったのではないだろうか。
安倍の圧力が、北朝鮮を変化させたのではなく、安倍の酷さを見て、北朝鮮は自信をつけたかもしれない。
北朝鮮なら幹部が銃殺刑になるだろうが、日本ではモリカケ問題で誰も責任をとっていないし、セクハラ福田には激甘対応で退職金プレゼント。
日本は安倍のせいで酷くなった。
こんな首相を支持する30%も同罪だ。
この首相にしてこの国民あり。