不動産投資を始める前に「覚悟しておくべき」3つのこと

https://news.yahoo.co.jp/articles/0b7fa3f724ddd2fc7c120d06d4f28fed97962a65?page=2

不動産投資で2018年に大きな問題になった、“かぼちゃの馬車”というキーワードを聞いたことがあるでしょうか。
女性専用シェアハウスを業者さんが高めの金額設定でローンつきで販売して、サブリース契約をしたものです。

サブリース契約とは、物件を一括で借り上げて、一定額の家賃保証をするもの。保証されていてる家賃設定(サブリース賃料)は低めですが、空室リスクを軽減できる点から、選ばれることもあります。

ただし、この問題では、そもそも設定されていた物件が高めだったことや、空室の際の家賃保証も行われなくなったこと、ローンを組んだ金融機関にも問題があって無理なローンを組んでいる人が多かったために、数百人のオーナーさんが大きなローンを抱えて家賃収入も得られない、という大問題になりました。

感動している。

知れば知るほど、夢のような話だ。

地方から出てきた女の子のために、住処と職まで面倒をみるわけだから、一見したところ社会的意義のある会社に見える。

物件が相場より高めだったとしても、家賃保証を謳っているわけだから、一見したところ不動産屋がリスクを背負っている証のようにも見える。

オーナーに融資する銀行は、危ない橋を渡って、書類をイジってまで金を貸した。

若い女性に住居と職を与えるために、オーナーは無理してローンを組み、銀行はめちゃくちゃな事をしたわけだから、本来なら良い話になるはずだ。

家賃保証の不動産屋がコケるまでは・・・

若い女性に住処と職を与えるという、すごく良い話であるがばかりに、物件の価格が高くても、目がくらんでも仕方がない。

利回りがどうの、家賃保証がどうの、という甘い話よりも、若い女性に住む場所と働く場所を提供するという、この甘酸っぱいコンセプトが、どんな人でも投資判断を誤らせる可能性が高い。

若い人のために、大の大人が借金背負い、大銀行が無茶して書類までイジる、なんて良い話なんだろう、と感動してしまった。

不動産屋がコケるまでは・・・