日本会議が籠池夫妻と森友学園を「保守じゃなくネトウヨ」とトカゲの尻尾切り! でも日本会議も園児に教育勅語を

http://lite-ra.com/2017/03/post-2967.html

さらに驚いたのは、3月3日の毎日新聞朝刊の記事だった。この日の同紙は森友学園の保守人脈を特集していたのだが、そのなかで「籠池氏を知る日本会議関係者」がこんなコメントをしていたのだ。
森友学園考えは神道でも保守でもなく、ネトウヨネット右翼)に近い。あれが日本会議の活動と思われるのは心外だ

しかも、彼らが安倍首相を個人崇拝するようになったのも、日本会議がきっかけとなっている可能性が高い。森友学園が軍歌や教育勅語を園児に強要し始めたのは、北朝鮮拉致問題をきっかけに当時、小泉政権官房副長官を務めていた安倍氏が頭角を現し、急速に日本会議への影響力を強めていった時期でもある。

いずれにしても、森友学園のトンデモ思想教育は日本会議、そして安倍首相の思想の延長に出てきたものだ。もし、「森友学園ネトウヨ」というなら、日本会議安倍首相もネトウヨということである。

これだけ騒がれたら、現時点では、手のひら返しされたり、切り捨てられたりするのだろう。
だが70年後、K氏が偉大な教育者になっているかもしれない。
戦争を美談に変えてきた日本の右派的歴史観なら、多くの国民が忘れていくのに反比例して、物議をかもした人が、偉大な教育者へと様変わりすることだってありうる。
あるいは逆に、コミンテルンのスパイだった説が、70年後、まことしやかに語られる可能性も捨てがたい。
これだけ戦後日本を否定しつづけてきた右派のしぶとい情熱を、われわれは甘くみてはならないのかもしれない。
圧倒的なスピードと、すば抜けたタフ・ネゴシエーションによって国有地の所有権を動かしたあげく、右派のパラダイス小学校が認可される一歩手前にまで来た実行力を、決して油断してはならないのだ。
日の丸を背にしたら、ありえない奇跡が起こってしまう日本の恐ろしさ・・・
言論人や活動家やネトウヨを通して、何を主張しているかを、注目しつづけねばならぬ。
右派のとなえるスローガンを、今は笑いを噛み殺して眺めていても、もしかしたら将来、そのスローガンが現実化してプルプル震えるのは、われわれの方なのだ。
「日韓断交」とかいうトンデモ・スローガンでさえ、もしも首相がネトウヨ化してたら・・・