排斥されていると感じる人ほどフェイクニュースを信じやすい:論文発表

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/03/post-7082.php

昨年の大統領選挙以降フェイクニュース問題に揺れる米国で、心理学の研究者が「排斥されていると感じる人ほどフェイクニュース(偽ニュース)を信じやすい傾向がある」とする研究の成果を発表した。

コーマン助教授は、「フェイクニュースの問題に取り組む最善の方法は、排斥されているという感覚陰謀論的思考悪循環を断ち切ることだ」と述べている。

このような研究が実験をへて、実証的に成果があげられるのは、実に良い事だ。
排斥されていると感じる、という感覚レベルの話なのは、納得がいく。
疎外ではなく、排斥の「感じ」なのである。
感覚レベルの話だから、あらゆる階級に忍びよる。
疎外は労働者階級で発生するが、排斥の「感じ」は世界中のあらゆる階級で起こる、と私は思う。
あくまでも、感じ、なのである。
非常に恵まれた階級にいる人でも、排斥の感覚があれば、ある日、ドツボにハマるのだろう。
官邸の中にいる、あの人でさえ・・・