ナチュラルとナショナル 日本主義に傾く危うさ 中島岳志

http://www.chunichi.co.jp/article/feature/rondan/list/CK2017032802000224.html

しかし、ここで最大の転機がやってくる。「らしく自分の人生を生きたい」と考え、新しい世界に飛び込んで行くことを決意する。大学院に入り勉強を始める一方、神社めぐりをきっかけにスピリチュアル(霊的な)カウンセラーや神道関係者、ニューエイジ系の自然主義者と交流し、精神世界への関心を深めた。その延長上で、農業と食に興味を持ち、無農薬・無添加食品にこだわる居酒屋「UZU」を東京に開店した。
スピリチュアルな自然主義者としての活動は、次第に政治性を帯び始める。東日本大震災を契機に脱原発運動へと接近し、行政の防潮堤政策を批判。社会活動家で安倍政権に批判的な三宅洋平と意気投合し、オスプレイ用ヘリパッド建設をめぐって対立が続く沖縄県の高江を訪問した。
一方で、大麻の神秘性と有用性を訴え、「『日本を取り戻す』ことは『大麻を取り戻す』こと」と発言。大麻は日本の神事と深い関係にあると言い、アメリカの占領政策によって大麻栽培が禁止されたと訴える。過疎地で産業用大麻を栽培する活動を支持し、鳥取県智頭町(ちづちょう)を視察したが、その当事者は昨年十月に大麻所持容疑で逮捕された。

アキエの闇は深い。
アキエが大麻発言をすれば、関係者が逮捕された。
アキエが沖縄を訪問すれば、運動家の不当逮捕が続出する。
アキエが名誉校長になれば、理事長が悪人のように扱われて証人喚問される。
アキエの元秘書は責任を押し付けられて、左遷の憶測まで飛び交う。
そしてアキエの旦那のアベは、森友疑惑で最大のピンチを迎えた・・・
ここまで周辺に異変が生じると、アキエには秘められたパワーがあるとしか思えない。
どんな神秘的なスピリチュアルに開眼してしまったのか、アキエの闇は深まる・・・