5月から相続手続き簡素化=戸籍書類、1枚の証明書に

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170328-00000030-jij-pol

金田勝年法相は28日の閣議で、相続手続きを簡素化する「法定相続情報証明制度」を5月下旬から開始すると報告した。
相続人が不動産登記の変更手続きなどに必要な戸籍関係の書類一式を登記所で1枚の証明書にまとめる仕組みで、相続人の負担軽減を図る。
簡素化により、名義変更されずに譲渡を重ねた結果生じる所有者不明の土地や空き家の増加に歯止めをかける狙いもある。金田氏は閣議後の記者会見で「この制度を通じて相続登記が未了のまま放置されることを防止していきたい」と述べた。
現行制度では、遺産相続で不動産登記変更や相続税申告、銀行口座解約、自動車の名義変更などを行う際に、窓口ごとに死亡した被相続人の出生以降の全戸籍謄本と配偶者や子どもなど全相続人の戸籍抄本が必要となる。これらの戸籍関係書類は手続きによっては返還されないものがある上、発行の手数料も掛かり、相続人の負担になっていた。
新制度では、全国417の登記所に関係書類一式を提出すれば「法定相続情報一覧図」の写しを発行してもらえる。手数料は無料。当面は不動産登記手続きで利用可能で、法務省は他省庁や民間金融機関などに働き掛け、官民いずれの手続きにも使えるようにする方針だ。 

まったく意味不明だ。
何度読んでも意味不明な制度だ。
なんら負担軽減になっていない。
名義変更されずに譲渡を重ねて所有者が不明なら、裁判沙汰になる。
名義変更されずに相続を重ねて所有者が不明なら、法務局でも戸籍が揃えば判断できる。
戸籍は全国の市役所に散らばるから、それを集めるのが大変なのに、それを提出すれば「法定相続情報一覧図」なる証明書が法務局で発行されるからといって、これで負担軽減といえるのか。
国民を強権的に縛りつけることしかやっていないアベ政権の事だから、「法定相続情報一覧図」なる証明書一枚とってみても、怪しさが増す。
登記が未了といえば、森友学園問題の小学校建設用地こそ、疑惑の物件ではあるまいか。
国有地の所有権が森友学園名義に移転した後、なんら担保権設定の登記がされることなく、どんな力が働けば、あんな真っ赤な校舎を建てることができるのか・・・
民間だったら土地を取得した際に、建物の建設費を含めた担保権の登記がつくはずだが、どうして担保権設定の登記もなく、校舎を完成寸前まで建てることができたのか・・・
これだけ悪さばかりしでかすアベ政権の悪事が、森友学園疑惑のたった一件でも白日のもとにハッキリ晒されたのに、どうしてアベの支持率がガクッと激しく急降下しないのか・・・