9条に「自衛隊」明記 過半数が賛成

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20170515-00000223-fnn-pol

憲法9条を維持して自衛隊を明記することに賛成と答えた人が、半数を超えた。
FNNが、14日までの2日間行った世論調査で、安倍首相が提案した、憲法9条を維持したうえで自衛隊を明記することに「賛成」と答えた人は、半数を超え(55.4%)、「反対」は、3割台半ば(36.0%)だった。
同時に、憲法改正の項目として例示した「高等教育の無償化」については、「憲法を改正して無償化すべきだ」は、1割台後半(17.5%)、「憲法改正せずに、無償化するための新たな法律を作るべきだ」が4割(40.0%)、「高等教育の無償化は必要ない」が、同じく4割(40.2%)だった。
安倍首相が、2020年に改正憲法の施行を目指す意向を表明したことを「評価する」と答えた人と、「評価しない」とした人は、共に4割台半ばの同数(46.9%)で、意見が割れた。

こんなんクーデターや。
自衛隊を背後にチラつかせた改憲クーデターや。
よく政情不安定な発展途上国で軍事クーデターが発生しているが、それよりも悪質だ。
というのも自衛隊が「武力による威嚇又は武力の行使」をしなくても、自衛隊をダシに使えばアベが改憲できてしまうからだ。
海外では軍事クーデターで政変が起こるが、一方、日本では自衛隊がなんら動かずとも、自衛隊の看板を利用すれば改憲できそうな暗黒社会・・・
現行憲法と法解釈と法体系でも、政府によって自衛隊の存在が認められているにもかかわらず、いまさらアベが改憲していいのか!
アベ政府によれば「そもそも=どだい=基本」という三段論法が成立するほどアクロバットな論理展開がお得意なのに、なぜ憲法9条に関しては政府解釈を無視して条文の文言にこだわるのであろうか・・・
集団的自衛権の行使をめぐる2014年の解釈変更とは、いったい何だったのか・・・