自民の憲法改正原案「年内にまとめる」 安倍首相が明言

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170521-00000055-asahi-pol

首相は2020年の新憲法施行をめざすとし、9条への自衛隊の存在明記など改憲項目を示している。この日の収録で、「私の発言で、現実の問題として憲法改正を考え始めていただけたと思う。憲法改正が必要だと思う方が増えてくるかどうか見ていきたい」と強調。保岡氏が原案の年内取りまとめに意欲を示しているとして、「この機運が盛り上がっていけばと思う」と述べ、党内議論の加速化に期待を示した。
首相が憲法改正を掲げることに対する野党の「立憲主義する」との批判について、首相は「まったく理解できない。私は内閣総理大臣であると同時に自民党総裁だ。第1党のリーダーとして、国民に訴え、議論を深めていく、促進していく責任がある」と反論。各政党が案を出すべきだとし、「民進党は批判するだけでなく、提案するのが国会議員としての責任だ」と主張した。
自民党は原案づくりに向け、党憲法改正推進本部を拡充し、挙党態勢で臨む方針。だが、18日の衆院憲法審査会で野党から首相の改憲発言に批判が噴出するなど、与野党の対立は激しくなっている。

めちゃくちゃだ。
アベは2014年に政府解釈を変えて、しかも2015年に違憲の疑いがある安保法制をゴリ押しした張本人である。
自衛隊の存在ではなく、自衛隊のやる事を違憲スレスレのグレーゾーンまで広げた真犯人のアベが、自分から「違憲だ」と言い出して憲法改正を狙うのは、常軌を逸している。
違憲かもしれない活動ができる法律を作ったアベが、まるで己の罪を隠すかのようにして、憲法から変えようとするなんて、盗人猛々しい。
あたかも犯人が犯行現場に再び現れて証拠隠滅に励むかのごときアベの改憲が、まんまと許されていいはずがない。
いまこそ日本は、時代にあわせて護憲に戻るべきであって、アベの改憲を断固阻止すべきだ。
これだけ時代に合わせて政府解釈が変えられるわ、先に法律まで作られてしまうわで、どこにも憲法を変える意味があらへん。
90年代や00年代とは、ぜんぜん話が違うのである。
これ以上、ドロボーに鍵を渡すようなマネをしてはいけないのだ。