「今回の選挙、くだらなすぎる」 投票棄権の賛同署名を集める東浩紀さんの真意とは?

http://www.huffingtonpost.jp/2017/10/09/hiroki-azuma_a_23237074/

衆院選で「積極的棄権」に賛同する人の署名集めをインターネット上でしている人がいる。批評家の東浩紀さんだ。投票率の低迷が問題となって久しい中、なぜ投票に行かないことを訴えるのか。真意を東さんに聞いた。

以前から東浩紀はダメだったが、「積極的棄権」を唱えるとは、情けなすぎる。
いい歳こいた大人が、それも思想家か哲学者か知らんが、「積極的棄権」に大層な理屈をこねくり回しても、酷過ぎる。
「選挙にいこう」と訴えたシールズの奥田氏の方が、よっぽど立派だ。
シールズの奥田氏は、あんなに若いのに瑞々しく「選挙にいこう」とキラキラ輝くような演説をぶって偉大なのに、一方、東ときたら「積極的棄権」を唱える体たらく。
東には、とことん見損なった。

ところが今回はさすがに、くだらな過ぎるんじゃないかと。そもそも政府・与党に解散の大義はなかった。
しかし、それ以上にやっぱり大きいのは野党のごたごたですね。選挙ってのはコストがかかるって先ほども言いましたが、僕たちは今回の「祭り」で、非常に大きなものを失っている。それはつまり、民進党っていうものが壊れたっていうことなんですよ。

ここでも野党を叩いてアベ自民をアシストする東。
三浦瑠麗のように露骨に自民党をヨイショするほど、バカになれないのだろうが、同じ穴のムジナだ。

戦後日本の平和主義、基本的人権を尊重する価値観を守りながらも、とはいえ、現に存在している自衛隊についての整合性を取って、憲法上の歪みを正し、前に進めていくリベラルが必要なんです。

0点。
憲法上の歪み」とは、いったい何を言っているのか。
歪んでいるのは自衛隊であって、憲法のせいにするのは、バカな右翼と変わらない。
政府の見解では、自衛隊は合憲になっているのだから、学説を除けば、「憲法上の歪み」は存在しない。

これ、これからの日本社会ですごく効いてくると思いますよ。安倍首相率いる自民党というのは、戦後日本の価値観を否定しようという方向に行っているわけです。他方で共産党は、戦後日本のままでいたいと、昭和のままの俺たちでいたいと言っている。

完全にデタラメ。
東の脳みそが昭和で止まっている。
共産党ですら右傾化して、リベラル(社民)みたいになってしまったのに、どこが昭和のままだ。
自分の知らないことを発言してはならない、という最低限の良識すらない。

安倍政権は腐敗してると言えば腐敗していると思いますが森友学園の問題にしても、加計学園の問題にしても、やっぱり決定的に収賄で追及できるほどの証拠が出てきたわけではないだろうと。

0点。
どうしようもない。
「安倍政権は腐敗していると言えば腐敗していると思いますが」ではない。
完全に「腐敗している」と、なぜ断言できないのか。
「腐敗していると言えば腐敗している」と規定すれば、「腐敗している」と言わなかったら「腐敗している」と言えなくなる余地が残されてしまう。
だからここでは手短に、安倍は腐敗している、と力強く断言しなければいけない。
安倍は・腐敗・している、と即座に見抜いて簡潔に表現できないような奴が、知識人のフリをしてもらいたくない。
おまけに「証拠」は、役人が黒塗りで隠しているのだから、「証拠」が出てこなくて当たり前だ。
捜査機関がアベ家と官邸と役所に入って、アベを逮捕するぐらいの事をやらなくては、嘘つきが真実を語るはずない。
本来なら、韓国を見習って政治権力者であっても逮捕すべきであるところ、この国の警察権力はアベを逮捕するほどの正義と気骨など、どこにもないから、情けない。

自らポピュリズムに頼るようなことをやって、そして足元をすくわれたというのが今回の形に見えますね。
ワイドショー政治に頼ってはいけなかったわけですよね。モリカケ」(森友学園加計学園の両問題)の政局ってのは、まさにワイドショー政治主導型の「反安倍」的な空気の醸成であって、一見それは野党にすごく得になるように見えるんだけども、実は非常に危険な状況なんです。
ポピュリズムってのは、右にも左にも、どっちにも触れることがある。面白ければどっちでもいいわけですよ。
そういう意味で僕はモリカケ政局は危険だと思っていましたね。

アホか。
犯罪をめぐる報道が「ポピュリズム」に見える東は、デタラメにも程がある。
アベであろうが反アベであろうが、誰が首相であろうが、「モリカケ」は行政の不正・政治の腐敗・権力の犯罪なのだから、報道されて当然だ。
それを「ワイドショー政治」「モリカケ政局」などと安っぽく捉えるのは、テレビの見過ぎだ。
反省すべき。

あとはイデオロギーの部分で言うと、すでに言った通り、戦後日本の価値観を維持したまま自衛隊をどうやって合憲化し、ねじれを正していくか。非常に重要な問題ですよね。
それに付随して外交。つまり、「日本が自衛隊を合憲化させる=軍国主義」だっていうようなタイプの誤解を解いていく努力をしなければならない。

ぜんぜんダメ。
自衛隊は、政府の見解上、合憲だ。
学者の見解では、意見がわかれる。
だから憲法自衛隊を明記しても、自衛隊違憲をとなえる学者の説は、消えないだろう。
たとえアベが改憲して明記しても、これまでの歴史的な経緯と解釈の変遷と学説史を踏まえれば、違憲説をとる学者は消えないと思う。
憲法を変えても自衛隊違憲だとする議論は、少数派となっても、永遠に続くであろう。

僕は、自衛隊の合憲化っていうのは、戦後日本の否定っていうものを意味するものであってはならないと思うんですよ。戦後日本の平和主義の延長線上に自衛隊が合憲化されるという文脈をきちんと作って、アピールしなければいけないと思います。

現実の自衛隊を認識できていない。
90年代の多幸感あふれる改憲論を見ているかのよう。
アベが集団的自衛権を容認して、安保法制をデッチあげて、自衛隊が米軍の指揮下に入って、とっくに戦後日本が否定されているのを、東は知らないのか。
あまりにも現状認識が甘いし、時代遅れだ。

今この瞬間(10月5日)だったら僕は小選挙区については棄権か、もしくは白票を投じて、比例代表のみ立憲民進党に入れるのかもしれません。
ただ、それは立憲民主党に本気で期待しているというわけでもない。どうみても、オールドスタイルの「左翼」政党になるのが目に見えちゃってるので。そういう意味では、もう選択肢はないですよね。

30点。
比例代表は正しい。
コイケに投票したという東の成長が窺える。
だが小選挙区は間違っている。
「オールドスタイル」という規定が意味不明だから、東は勉強した方がいい。

僕はこの四半世紀、その期待で動いてきたわけです。そのために日本新党にも投票した。みんなの党にも入れた、民主党も入れた。どんどん入れたわけですよ。その結果がこれですよ。だからもうこの虚しさというかね

この程度で泣き事を言うとは、情けない。
たった四半世紀の結果で、虚しさをおぼえるアホ臭さたるや、思想家として失格だ。
昔の思想家は偉かったが、いまの奴はダメだ。
宮台までは許せるが、東とか古市とか全員ダメ。
三浦は論外。
安倍ヨイショの芸人芸者をテレビに出すな、と言いたい。
はてしなき現状追認と、みっともない体制擁護の亜インテリ的な性根を、叩き直さなければいけない。