境界線、互いに越えた南北首脳 金氏「心ときめいて…」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180427-00000043-asahi-int

北朝鮮の指導者が史上初めて韓国側に入って開かれた南北首脳会談。27日、2人の首脳は、笑顔を見せながら軍事境界線上で固く握手を交わし、親密ぶりを演出した。
板門店北朝鮮側地域では、この日朝から、通常の兵士に代わって背広姿の警備要員が警戒に就いた。
午前9時27分、黒い人民服に身を包んだ金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が、北朝鮮施設「板門閣」から警護要員に囲まれて姿を現した。
紺のスーツに青いネクタイを締めた韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領が、軍事境界線で待ち受ける。正恩氏は軍事境界線まで、一人でゆっくりと徒歩で進んだ。
両首脳は午前9時29分、軍事境界線上で握手した。笑顔で言葉を交わした後、9時30分に正恩氏が韓国側地域に足を踏み入れた。韓国合同取材団によれば、正恩氏は「心がときめいて止まりません。歴史的な場所で会ったのですから」とあいさつ。文氏は「ここまで来られたのは大きな勇断でした」と話しかけた。
すると今度は、正恩氏が文氏に北朝鮮側に入るよう促した。2人は手をつないだまま、北側にも一度入った。予定外のできごとだった。

非常に感動的だ。
政治リーダーが立派だと、ここまで事態が変わるのかと驚かされる。
日本国内は安倍のせいで酷いニュースばかりだが、南北首脳会談を見ると、政治指導者次第では、歴史は変わるのだと教えてくれる。
ほんとに日本は安倍のせいで、ろくでもない国になった。
韓国には戦争終結と半島統一という国家レベルの目標があるのに対して、日本には国家的目標など何一つとしてなく、安倍がバカの一つ覚えみたいに憲法改正を唱えるだけの、どうしようもない国になってしまった。
あげく安倍は拉致問題を利用して首相になったくせして、圧力一辺倒の強硬バカ路線を突き進んだ結果、いまだ拉致問題を解決できず、米国に解決をおねだりする無責任ぶり。
米国がタダで拉致問題を解決するはずがないのだから、安倍は米国を巻き込むことによって、拉致問題の責任を米国になすりつけようとしているのではないか。
モリカケ問題ですら責任をとらない安倍のことだから、米国に拉致問題の協力を求めるフリして、米国に責任を押し付けようとしているとしか思えない。
それどころか安倍は、北朝鮮の脅威を利用して、米国から高額兵器を爆買いしているわけだから、今度は拉致問題を利用して、日本の金を米国に貢ぎ続ける恐れだってある。
安倍の無責任体質と、忠犬ぶりを考慮すれば、安倍が拉致問題に関してどれだけ愚策を重ねてきたのか、容易く理解できるであろう。
しかし問題なのは、安倍だけではない。
こういう恥ずかしい首相を、いまだに支持する国民がしぶとく30%もいるようだから、恥を知った方がいい。
安倍もバカなら、国民の少なくない層もバカになってしまったが、しかし、南北首脳会談における韓国のリーダーシップを見れば、まだ期待を持てる。
どれだけ安倍のせいで酷くなった日本でも、政治リーダーさえ変えたら、まだ事態は好転するのだと、われわれは諦めてはならないのである。