朴氏罷免 次期大統領選“日韓合意”焦点に

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170311-00000008-nnn-int

憲法裁判所の裁判官は弾劾審判で、朴大統領による友人の崔順実被告の財団設立の支援と、財閥企業からの資金拠出について、「地位と権限を乱用して崔被告の利益追求に関与し、憲法違反・法律違反を続けた」と認定した。
さらに「捜査に応じず、憲法を守る意思が見られなかった」とし、「朴大統領の行為は憲法擁護の観点から受け入れられない」として、8人の裁判官全員一致で罷免を認めた。
罷免が決まったあと、朴氏を支持する市民の一部が警察と衝突するなどして混乱し、男性2人が死亡している。また今後、朴氏が逮捕・起訴される可能性もある。

これが森友スキャンダルで揺れる安倍政権の話だったら、どれだけ素晴らしいことだろう。
どんな権力者であっても法の支配に服す絶好の模範例として、日本も参考にすべきであるし、憲法を守り抜く韓国の民主主義の成熟度は、涙ぐましいものがある。
韓国の崔順実スキャンダルは、ニュース記事を読んでないから、私は知らん。
だが、所詮は金の話だろう。
安倍一派らの森友スキャンダルは、金の汚さもさることながら、そこに思想の汚さも加わる。
金にまつわる汚いスキャンダルなら、よくある話だが、そこに思想の汚さが加味されてしまうと、安倍周辺の森友問題は戦後最悪のスキャンダルである。
独裁者の娘が罷免される国もあれば、一方、戦犯の孫が権勢をふるう日本は、いったい何なのか・・・
日韓合意が焦点になる以上、朴槿恵が罷免に追い込まれる過程において、安倍の責任がまったくないとは言いきれない、と私は思う。