姿見えぬ加計理事長 獣医学部をつくりたいワケ

https://dot.asahi.com/aera/2017061200075.html?page=3

「加計さんに地元の岡山で親しい政治家はいるのかと尋ねたところ、彼は安倍晋三です』と」

加計氏は息子と、文科省のOBだという男性の3人で訪れた。名刺を交換し、座ったきり話さない。北村さんが沈黙を破った。
「安倍さんから言われてきたんでしょ?」
「はい」とも「いいえ」とも言わない。加計氏は目をそらし、下を向いたという。
日本獣医師会が許認可権を持っているわけでもなく、最初に会ったときと同じ説明をしました。加計氏から『獣医学部をつくりたい。ぜひ協力していただきたい』という言葉は出たが、それを言ったきり、黙り込んだ。会話にならず、10分か15分いたかどうかです」
 不思議な人だった。北村さんはそう振り返り、こう続けた。
いま可哀想なのは、今治市愛媛県。本当に加計孝太郎氏が教育者ならば、私学の創設者ならば、自分の財産をなげうって、やるべきです
 こうした事実関係を加計学園側に尋ねたが、締め切りまでに異論を唱えることはなかった。
 今治市議会は今年3月、医学部の校舎建設費などにかかる費用192億円の半分と、建設用地(16.8ヘクタール)を無償譲渡することを決めた。愛媛県議の福田剛さんはこう話す。
「特別なインセンティブを出さないと、今治には学校は来てくれないと説明を受けたが、土地まで無償譲渡する必要はあるのか。建設費などにかかる費用は愛媛県も負担するとなっているが、決まった数字はなく、今治市の負担は計り知れない」

今治を救え!
地方を切り捨てたコイズミ政権がまだマシなくらいの、地方を喰い物にするアベ政権を許していいのか!
獣のようなアベ政権が続いたら、今治が夕張になる。
赤字の、苦しい地方公共団体が隠し持つ、なけなしの公有財産が食い潰される今治市民の悲劇を、繰り返してはならない。
土地をタダにして建設費と補助金まで狙われる今治の惨劇を、他人事だと思って見捨ててはならない。
今治で起こった衝撃が、次!次の機会には、われわれの街に降りかかる事だって、大いにありうるのだ。
ここでアベ政権を終わらせなければ、第二の今治、第三の愛媛が登場して、日本全土が焦土化しかねない。
国内を分断して、沖縄を弾圧し、福島を切り捨てるアベ政権の事だから、地方を喰い殺すのは得意技であろう。
遠い地方の出来事だと思っていたら、ある日突然、あなたの街にアベの魔の手が忍びよるのだ・・・