憲法明記に期待の声=「任務変わらず」冷めた意見も―現場の自衛官【17衆院選】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171015-00000025-jij-pol

衆院選の争点となっている憲法改正自民党安倍晋三首相は、9条への自衛隊根拠規定の明記を提起し、立憲民主党共産党などは改憲阻止を訴える。当事者の自衛隊員からは「『違憲』の声が解消される」と期待の声が上がる一方、「任務が変わるわけではない」と冷めた意見も聞かれた。
自衛隊明記は現実的で確実な解決法と思う」。ある陸上自衛官は、今年5月、安倍首相の改憲案について「ありがたい」と発言し、野党などから批判を浴びた河野克俊統合幕僚長を「現場の声を代弁した」と擁護。自民党案を支持した。
阪神大震災東日本大震災での活動などを通じ、自衛隊への国民の理解は深まっているとも感じている。「わざわざ明記する必要はないという考えも分かるが、少数でも違憲という意見があるなら、明文化してはっきりした方がいい」と語る。
9条に明記するだけでは足りないとの声もある。航空自衛官は「自衛隊は、海外では『軍』と呼ばれながら、実際には他国軍に守ってもらっているのが現状だ」と指摘。2012年の自民党改憲草案に記載された「国防軍」の創設を期待した。
一方、冷静な目で議論を見詰める自衛官もいる。「現場の部隊で改憲の議論は起きていない」。ある海上自衛官はこう話し、「どちらに転んでも任務に変わりはない」と淡々と続けた。別の陸上自衛官は、これまでも違憲論議が続いてきたことが残念と言い、「違憲との声が出る状態では、若者が入隊を敬遠してしまう。北朝鮮や中国との緊張度も増し、良い人材がより求められる時代だ。早く結論を出してほしい」と望んだ。

自衛隊が、アベに利用されて可哀想だ。
政府の見解では、自衛隊は合憲であるにもかかわらず、アベが「違憲だあッ」と騒ぐから、こんな酷い話はない。
ほんとに自衛隊違憲なら、違法な公金の支出になるから求償せねばならず、アベに20兆円ぐらい支払わせなくてはならなくなる。
政府の見解では、ずーーーと合憲だったが、一方、学者の説では違憲説が多数派だ。
だからアベが改憲しても、どうせ違憲説はなくならない。
アベのやり方次第では、憲法改正そのものが、憲法の精神を踏みにじる違憲の疑いを拭えなくなるであろう。
アベの書き方次第では、やはり自衛隊違憲の余地が確実に無くなるとは断定できないであろう。
どうせ何をやっても、何を書いても、違憲説は永遠に無くならないのだ。
一国の首相が、しかもアベのような札付きの人物が、何か解決を目指しても、逆効果になる。
アベが稚拙な手口で慰安婦問題を合意しても、最終解決にはならなかったように・・・