松本内閣府副大臣が辞任 米軍機事故の国会ヤジで引責

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松本文明内閣府副大臣自民党)は26日夕、安倍晋三首相と首相官邸で面会し、沖縄県で続発する在日米軍機の事故に関して国会で「何人死んだんだ」とヤジを飛ばした責任を取って辞表を提出し、受理された。
松本氏は、共産党志位和夫委員長が25日の衆院本会議の代表質問で米軍機事故などに触れた際にヤジを飛ばした。松本氏は首相に面会後、記者団に「『何人死んだんだ』という発言が誤解を招いた」と述べ、「沖縄県民と国民の皆さまにご迷惑をおかけした」と謝罪した。
首相には「大変誤解を招く発言で迷惑をかけている」と辞表を提出し、首相からは「この国が大変な時期なので緊張感を持って対応してもらわないと困る」と答えたという。

許しがたい。
人間とは思えない鬼畜の発言だ。
何人も死ななきゃ事故ではない、と言わんばかりだ。
アベ自民党の薄汚い本音が出たのだろう。
たとえ米軍機事故で死者が出ても、自民党は絶対に反省しない。
事故があろうが、レイプがあろうが、20万人沖縄戦で犠牲になろうが、ド厚かましく米軍基地の負担を迫ったあげく、中国がどうの尖閣がどうの、地政学のトンデモ講釈を垂れてエラソーに正当化するのだから始末が悪い。
あげく20万人性奴隷にした慰安婦問題を反省しないわ、300万人死んだアジア太平洋戦争を正当化しようとするわ、2000万人殺した侵略戦争を書き替えようとするわ、アベ自民党は酷すぎる。
松本失言もあることながら、安倍が「この国が大変な時期なので」などと他人事のように述べるのも理解できない。
「この国が大変な時期」になった原因である安倍が、己の所業を顧みず、「大変な時期」に陥らせた己以外の何らかの対象を想定して、「緊張感を持って対応してもらわないと困る」と言い募るのは責任逃れとしか思えない。
安倍ですら「この国が大変な時期」であるという認識はあるようだが、「この国が大変な時期」になった真犯人が安倍以外に考えられないのに、安倍はいつになったら気づくのか。
失言大臣松本が辞めるのは当然だが、誰よりも先に辞めるべきなのは安倍なのであって、1年も2年も前から辞めなきゃいけないのは、安倍だ。
以上。