松任谷由実さんに「早く死んだほうがいい」 政治学者・白井聡氏、物議の発言削除し「つい乱暴なことを口走ってしまいました」

（https://news.yahoo.co.jp/articles/0329d6db8f9c265f3d5b2aba08fb4dc062dadf41）

松任谷さんは28日夜、ニッポン放送の番組「松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD」で、安倍夫妻と仲がよいことから、辞任会見について「テレビでちょうど見ていて泣いちゃった。切なくて」と心境を明かした。安倍首相とは、プライベートでは同じ価値観を共有しているとして、今後については、「もっと自由にご飯に行ったりできるかな」と漏らしていた。

　これに対し、白井氏は、フェイスブックで続けて、こう揶揄した。

「本当に、醜態をさらすより、早く死んだほうがいいと思いますよ。ご本人の名誉のために」

これは酷い。

モリカケで死者を出し、桜を見る会で犯罪者になったアベの辞任会見に対して、「切なくて」と言葉を漏らすとは、許しがたい。

松任谷の歌詞に「切なくて」という言葉が、たぶん何度か出てきたと思うが、これらと同じようにアベの辞任を「切なくて」と語ったとしたら、これまでの作品を自分から貶めたに等しい愚行であり、松任谷のいう切なさとは、権力犯罪者が辞任する時と同列のものなのか、と疑わしめるに足る失言だ。

そもそも松任谷は、親戚をさかのぼると戦前の右翼の大物に繋がるらしいから、警戒すべき人物である。

海外に目を転じれば、松任谷と同世代のマドンナが、トランプを批判したり、米国同時多発テロのときには母国への愛憎入り混じる複雑なアルバムを出したりして頑張っているのに、日本の音楽家はだらしがない。

アベとお友達なのは、南こうせつ（音楽家）とか、絹谷幸二（画家）がいるから、松任谷だけを責めてもダメで、根こそぎ批判し続けなければいけない。

しかもこの国では、戦前は戦争に協力した芸術家が山ほどいて何ら責任をとっておらず、戦争責任にふれないまま教科書に載っているから、戦後一貫して無責任体質は継続していると見るべきだ。