<自民・高村氏>野党も含め幅広い合意目指す考え…改憲巡り

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171027-00000085-mai-pol

自民党高村正彦副総裁は27日、東京都内で講演し、憲法9条1項、2項を維持しつつ自衛隊の存在を明記するとした安倍晋三首相(党総裁)の憲法改正案について、「自民党公明党日本維新の会できれば希望の党立憲民主党も入れてやっていきたい」と述べ、野党も含めて幅広い合意を目指す考えを示した。
高村氏は「(戦力不保持などを規定した)2項の削除が理論的に正しいが、国民投票で2分の1の賛成を得るのは難しい」などと指摘。公明党が9条改正に慎重な姿勢を示していることに関し、「国民投票の前に、2項を維持しても公明党賛成するかはまだ分からない」と語った。

私は、国民投票で否決されると思う。
アベ政権は不支持率の方が高いのに、小選挙区制という弊害で3分2を占めているだけに過ぎない。
したがって国民投票を、アベ政権信任投票へと持ち込めば、完全に否決されると予想する。
もう一度言う。
アベ政権は、衆院選で信任されたわけではない。
小選挙区制度という悪しき投票制度によって、たまたま改憲勢力が3分2を占めただけだ。
国民投票になれば、アベに対する嫌悪感が広まり、しかも自衛隊に対してもアベが異常に偏愛するだけにネガティブイメージが広まって、否決される可能性が十分にある。
もしも国民投票でアベ改憲が否定された時に、あの連中は、どういう責任を取るつもりなのであろうか。
当然、国民投票で否決されたら、アベは腹を切るつもりはあるのだろうか。
自民党憲法改正が党是らしいのだが、ならば国民投票で否決されたら、自民党の存在価値は失って解党する覚悟はあるのだろうか。
改憲派護憲派も、国民投票で否決された時の責任論を、誰も議論していない。
否決された後で何度も繰り返される、大阪の都構想詐欺みたいにならないか心配だ。
何度も何度も蒸し返して、有権者をペテンにかけて、時間をかけて洗脳する手口は、すでに大阪で発生済みである。