「自民党こそリベラルで革新的」:20代の「保守・リベラル」観はこんなに変わってきている

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171104-00010001-binsider-bus_all

若者は本当に保守化しているのか。若者の自民党支持率は高く、今回の衆院選でも、18〜19歳の47%、20代の49%(ANN調べ)が比例で自民党に投票したという出口調査結果も出ており、こうした結果から若者が保守化しているとも言われる。

一方、実際に若者の声を聞くと従来のイデオロギー観とは全く違った政党観が見えてくる。
読売新聞社早稲田大学現代政治経済研究所が2017年7月3日〜8月7日に共同で行った調査結果によると、40代以下自民党日本維新の会を「リベラル」な政党だと捉えており、共産党公明党を「保守」な政党だと捉えているという。
対して、50代以上は、従来のように自民党日本維新の会を「保守」と捉え、共産党を「リベラル」だと捉えるなど、大きな「断層」が生じている。
特に、若い世代ほど自民党を「リベラル」だと感じる傾向が強く、18〜29歳が唯一民進党よりも自民党の方を「リベラル」だと見ている。

歴史を知らなさすぎる。
自民党がどれだけ悪さばかりやらかして悪事を重ねてきたのか、まったく分かっていない。
かつて自民党は、カネに汚かった。
リクルート事件といい佐川急便事件といいオレンジ共済事件といい日歯連事件といい、自民党といえば腐敗と汚職のオンパレードだった。
カネに汚い奴らの後に出てきたのが、やる事が汚いコイズミ政権だ。
コイズミというのは、当初はカネに汚くない清廉なイメージで出てきたが、やる事は汚かった。
コイズミは郵政民営化で騙し討ち、構造改革で地方を切り捨て、格差社会放置で弱者を切り捨て、イラクの人質を見殺しにした人でなしである。
カネに汚く、やる事が汚い自民党の悪い所を合わせた奴が、アベだ。
アベの汚さというのは、モリカケ疑惑でカネの汚さ、拉致問題利用と北朝鮮脅威を煽る態度でやる事の汚さが現れており、おまけに安保法制や共謀罪やデタラメ改憲案や歴史修正主義的な思想から、頭の中身も汚いことが明らかとなった。
つまりアベは、腹が汚いわ、頭(思想)が汚いわ、やる事が汚いわの、救いようのない奴なのだ。
自民党の歴史的な汚さの延長線上に捉えることによって、アベという男の本質的なド汚さを深い部分にまで把握できる。
だから、いまの若者が歴史を知らず、自民党に騙されるのは仕方がない。
ちゃんと義務教育の「現代社会」の科目で自民党史を教えるべきだが、教育の中立によって邪魔されて、自民党の悪事が忘却されて、自民党の悪政ばかりの真実史が若者に受け継がれていないのは、由々しき事態だ。
もう一度言う。
自民党は長年、カネに汚かったが、90年代以降に改革を偽装して、政治改革やら行政改革やら構造改革やらのペテンで延命した。
同じ自民党の中にいたくせに、一部が守旧派抵抗勢力)と呼ばれ、一部が改革派となって、政争に明け暮れた。
その後で自民党の中にいたコイズミが、小沢の新自由主義路線をパクって、構造改革を始めた。
それで日本経済がボロボロになって、国民の頭がおかしくなって右傾化して、アベが始まるのである。