山尾氏が語る(下)改憲論議に先手打つ

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171109-00021678-kana-l14

憲法を守らぬ為政者が改憲に前のめりになる姿に直面し、衆院議員の山尾志桜里(43)は法律家としての矜持(きょうじ)を持って阻止に動く考えだ。「立憲主義という国家の基礎が破壊されようとしている」。この危機的状況にどう向き合うか。改憲・護憲の従来型二項対立から脱却し、より立憲的な憲法を目指し、野党こそが先手を打つべきだと訴える。
安倍晋三首相による憲法改正提案とは「改憲」自体が自己目的化し、変えやすいところのつまみ食いを繰り返して出てきたものにすぎない。そんな改憲提案には付き合いたくもないが、これをきっちりはねのけるためには、立憲主義への深い理解に基づいた憲法改正方向性を示す必要がある。
これまでの改憲論議は、「一文字でも変えたい改憲派」と、「一文字も変えさせない護憲派」による二項対立の構図にからめとられてきた。
だがもうこうした不毛な構図からはいい加減脱却すべきだ。私は現代において「現憲法は、権力を縛るという憲法たる役割を十分に果たせているのか」と社会に問いたい。

まったく分かっていない。
こんな事だから、野党は負けるのだ。
野党側から改憲の「方向性」を示すのは、アベを手助けするようなもの。
アベ改憲案は、論理皆無でデタラメもいいところの、気持ちの悪いナルシシズム丸出しの情緒的ペテンの戯言だった。
これに対抗するためには、山尾氏によれば「立憲主義への深い理解に基づいた憲法改正の方向性を示す必要がある」らしいのだが、こんなお利口さんでは負ける。
アベのデタラメ改憲に対抗する唯一の方法は、護憲派もデタラメになるしかない。
敵のアベがものすごくバカになって、在日米軍の手下の「自衛隊」をわざわざ日本国憲法に明記しようとしたり、嘘丸出しのハッタリで自称「教育無償化」を書き込もうとして、なりふり構わず卑劣な手をつくして改憲しようとしている。
そういう時に、野党側がお行儀よく、お利口さんになって、理解のある寛容な態度で、対案を示さんがばかりに改憲議論に乗るのは、自殺行為である。
改憲議論には、改憲断固阻止の強い態度で、メチャクチャにするしかない。
どうせ自民党の汚らしい改憲策動は、国民投票で惨めにも否決されるのだから、いくら議論したって無駄だ。
そのうちアベは改憲挫折男として汚名を残し、モリカケ事件で悪名を刻みつけることになるであろう。