「記者が国民の代表とする根拠を示せ」官邸側が東京新聞に要求

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190222-00010004-nishinpc-soci

菅義偉官房長官20日の記者会見で、首相官邸東京新聞記者の質問権を制限するような要請を官邸記者クラブに出した問題に関し、官邸側が東京新聞に「記者が国民の代表とする根拠を示せ」と要求していたことを明らかにした。
 東京新聞20日付の朝刊で一連の問題を検証する記事を掲載。2017年の秋以降、官邸側から「事実に基づかない質問は厳に慎んでほしい」など9件の質問が文書であったと報じた。
 記事によると、昨年6月の記者会見で、記者が森友学園に関し、財務省と近畿財務局の協議について「メモがあるかどうかの調査をしていただきたい」と聞くと、官邸側は「記者会見は官房長官に要請できる場と考えるか」と文書で質問。東京新聞が「記者は国民の代表として質問に臨んでいる」と主張すると、官邸側は「国民の代表とは選挙で選ばれた国会議員。貴社は民間企業であり、会見に出る記者は貴社内の人事で定められている」との反論があったという。

 

怖い。

背筋がゾッとする。

スガは、記者を、知る権利に奉仕する国民の代表だと、理解していなかった。

とすると、今までのスガの記者会見は、いったい何だったのか。

スガは、何に向かって応答していたのか。

スガの記者会見は、国民に向けられた物ではなく、単なる独り言か、老人の繰り言だったのだろうか。

スガには、記者を国民の代表だとする認識もないのに、ずっと記者会見を開いていた。

こんな背筋の凍る話はない。

 あとから知ると怖くなる、そういうホラーのような国だ。