山本太郎「新党を率いて首相を目指す男」の実力

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190929-00029962-president-pol

政策の柱は消費税廃止し、法人税などをアップすること。これで低所得者や中小企業の負担を軽減し、需要を拡大。税逃れで海外に逃げる企業も多くはないと主張した。

首相を目指す」と夢は大きい。だが演説とパフォーマンスだけでは限界がある。野党連携は不可避。消費税増税に賛成の野党議員いる中で難しい調整、険しい坂道が待っている。

前原だ。

前原の毒がまわっている。

前原の置き土産である、オールフォーオールの呪いが、野党の一部を毒している。

オールフォーオールとは、消費税増税を正当化するための、前原の呪文である。

前原は、2017年の民進党時代、人の好さそうな学者を利用して、消費税を増税するための理屈を、あれこれ吹聴してきた。

消費税を社会保障の安定財源するだの、皆で負担して皆で支えあうだの、応益負担やら応能負担だの、あらゆる理屈をつけて消費税増税を洗脳してきた。

前原という悪魔のような男が、オールフォーオールと囁くことでリベラルがコロッと幻惑され、野党がめちゃくちゃになった。

野党なのに増税を正当化してアベを手助けする、という前原イズムに染まった連中が、いまでも確実にいる。

自民党増税は良くないけど野党の増税社会保障に使うから良いのだ、という度を越した厚かましい主張を、いったい誰が信用するのか。

一部の野党議員の、消費税増税に賛成する、ド厚かましい人たちは、どうしょうもない。

国民民主は憲法議論に乗りたげな素振りでアベを手助けするし、立憲民主は消費税引き下げ法案にノロノロしてアベを手助けするし、どちらも前原化している。

2017年の希望の党事件以降、前原の存在感はどこにもないように見えるけれども、野党自爆の前原イズムが払拭されているとはいいがたい。