れいわ、衆院選独自参戦想定した擁立選挙区候補公表

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200131-01310452-nksports-soci

れいわ新選組山本太郎代表)は31日、20年の活動方針を党のウェブサイトで発表し、次期衆院選をれいわ独自で戦うことを想定した、候補者を擁立する可能性がある26都道府県の小選挙区を公表した。

山本代表は、次期衆院選について「消費税率5%」への引き下げを旗印にした野党共闘が実現しなかった場合、れいわ独自に選挙戦を戦い、100人~131人を擁立する可能性をすでに示している。今回は、独自に戦う場合に、候補者を擁立する可能性がある選挙区の「候補」を示したもので、東京は1区から25区まで全選挙区が含まれ、神奈川も小泉進次郎環境相の地元、神奈川11区以外が、挙げられている。

山本氏を甘く見てはいけない。

どこぞの合流できなかった既成野党と違って、山本氏は本気だ。

山本氏が130人擁立を語ると、その発言が正気なのか、疑う人も多いだろう。

だが山本氏の記者会見をみると、熱い眼差しで消費税減税を語り、熱っぽく130人擁立構想をブチ上げているから、本気であることは間違いない。

どこぞの口先だけの既成野党とは、山本は格が違うのだ。

できる男は、こういうふうに物事を進めるのだな、と山本にはいつも感心させられる。

既成野党は、合流すらできない惨めな連中だから、山本の行動がひときわ輝きを放つ。

一見したところ、山本が消費税5%という条件を叩きつけているように見えるが、私は違うと思う。

むしろ消費税5%という条件をつけて、既成野党から距離をとろうとしているのではないか。

なぜなら既成野党と一緒になれば、全員が破滅するからだ。

野党共闘は、民主党の残党がいる限り、どうせ負ける。

立憲民主と国民民主の合流破綻の悪影響が、これから広がるから、次の衆院選で既成野党はボロ負けする。

思い出してほしいのだが、今年1月15日、国会内の壁が破壊された。

立憲と国民の控室を隔てていた壁を壊したのが、1月15日。

壁を壊しておきながら、1月21日、合流決裂。

まず壁を壊して、合流への期待を淡く掻き立てておきながらも、その1週間後に頓挫する既成野党の無様さ。

合流できないし、京都市長選で野党共闘もできないし、消費税減税もいえない、何もできない連中が、ただ野党第一党であることをいいことに議員生活にしがみつく。

野党第一党は、貧乏人から票をかき集めているくせに、消費税減税すらいえず、むしろ消費税減税しないための理屈をこねくり回す。

立憲民主党は、貧乏人相手に、口ではうまいことを言うから、まだ支持率が6%あるが、増税ファシストの正体が知れ渡れば、票も支持率も激減する。

既成野党は、期待できないし、期待したら必ず裏切られるし、絶対に許してはいけない。

山本氏が独自に行動しているからこそ、かろうじて期待をもてるのであり、山本氏の活躍は歓迎したい。