日曜・・・

博物館に行ってきた・・・

3時間くらい、焼き物を見てきた・・・

ガラス越しとはいえ、現物に勝る鑑賞はない・・・

図録や画像を見ているだけではダメだ・・・

現物を間近で見ることによって、その質感まで目でとらえることができる・・・

焼き物は、ほんとうに近くで見ないと分からない・・・

画像でも肉薄できるが、現物に顔を近づけて、ガラスケースにへばりつくような感じでスレスレまで迫らないと、その魅力をとらえることはできないのだ・・・

そう、改めて実感した・・・

博物館に行くのも面倒だから、別に行かんでもええか、と手を抜くところだった・・・

だけど足を運んで、現物と対峙しなければ、分からないことがある・・・

本当のことを言えば、焼き物は手にとってみないと分からないし、自分で身銭をきって買わないと分からないことがある・・・

だけど自分で買った場合、箱から出すのが面倒くさいし、掛け軸だって壁にかけるのも面倒だ・・・

掛け軸は1年半かけて70点ほど集めたが、やっぱり壁にかけて広げたり、片付けたりするのが面倒くさい・・・

ならば額縁はどうかというと、日本画の額は重いし、壁にかけるための穴をあけるのは気がひけるし、だから額を手にとって見るのだが、重くて腕がダルくなる・・・

だから掛け軸や日本画の額縁は、手間がかかる事を承知のうえで、面倒でも間近で見たくなる絵を、買うべきである・・・

買っても面倒だから、美術館で見るのが、いちばん楽かもしれない・・・

美術品は、時間をかけて、相当粘って鑑賞すれば、ある程度のところまで理解できるようになる・・・

時間をかけて見ること、これが私の方法である・・・