巨匠の偽版画大量流通で警視庁捜索、工房側「金に困り刷った」

https://news.yahoo.co.jp/articles/77d03d397a6a5f352b2651bf979b8dd8d07cc3ec

日本画家、東山魁夷などの偽の版画が大量に流通し、警視庁が奈良県内の工房などを捜索したことが分かりました。捜索を受けた工房の経営者はJNNの取材に「金に困り刷った」と関与を認めました。

 関係者によりますと、がん作と確認されたのは、平山郁夫の「流沙朝陽」や東山魁夷などの10作品で、がん作は国内で大量に出回り、大手百貨店などでも販売されていたということです。
 警視庁は去年、著作権法違反の疑いで捜査を始め、大阪府に住む画商の男性や奈良県の工房などががん作の流通に関与した疑いがあるとして関係先数か所の家宅捜索を行い、がん作とみられる複数の版画を押収しました。

ニセモノは問題だ。

しかしホンモノにも問題がある。

なぜならホンモノは、バカ高い価格になるからだ。

ホンモノでも何千万円もしたら、物がホンモノでも、値段がニセモノだと、心すべきである。

バブル期でもあるまいし、これから衰退してゆく日本の、この滅びゆく国の美術品が、何千万円もするのは、おかしいと見破るべきだ。

50年先には人口が激減して、日本は世界的に見ても地位が低下していくのがはっきりしているのに、いまだに日本画が何千万円もするのは、筋が通らない。

いまホンモノを持ったとしても、何十年か先に売る時には必ず大損しますよ、と私は断言する。

そして底値が来た時に、私が買うのだ。

いまよりも安く、底値が来てから私が動く、その時まで辛抱だ。