月曜・・・
これは、私のコレクションではない・・
言うまでもないことだが、画像の書幅は、私のものではない・・・
こんな高い物を、私が買えるわけがない・・・
画像は、春日懐紙・・・
本物を見ると、画像だけでもドキッとするものである・・・
春日懐紙は、鎌倉時代に書かれて、江戸時代に茶道に取り入れられた・・・
裏に万葉集が書き写されて、裏の文字が透けているものが、評価が高い・・・
上記画像は、奈良国立博物館所蔵で、裏の文字がない、珍しいやつらしい・・・
私は、こういう掛け軸が、大好きである・・・
地味といえば地味だし、素人には何を書いてあるのか分からんし、茶道をやってなかったらピンと来ないが、私は大好きだ・・・
こういう掛け軸は、自分の手で広げた途端、体に衝撃が走るような気がする・・・
いま、自分が持っている昭和初期の、マイナーな書家の掛け軸ですら、壁にかけて広げた瞬間、心がときめくものである・・・
まして春日懐紙とか、私の手に届かない掛け軸であれば、もしも自分の手に触れる機会があったら、手にもった瞬間、体が燃え上がるかもしれない・・・
掛け軸の本紙部分を上から5cm広げただけでも、オッ!と声が漏れてしまいそうになるだろうし、上から15cm広げたときは、一度手をとめて喜びを噛みしめる、そういう感覚になると思う・・・
こういう鎌倉時代とか、藤原時代の仏像とかまで遡って日本の歴史をみると、現代日本がなんと醜悪極まりない時代か、と泣きたくなる・・・
アベみたいな奴が首相で、こいつが参院選でも過半数を維持して、ヘタしたら野党に手を突っ込んで3分の2の改憲勢力をしぶとく維持するかもしれない、とかいう絶望的な選挙予想・・・
日本史の最後にアベが出てきて、こいつが明治以来で最長に近い首相でした、みたいな悪夢以外の何物でもないクソ日本国記・・・