金曜・・・
断捨離を始めて、3日経った・・・
捨てるつもりのない物まで、勢いあまって捨てている・・・
自分でも思いかけず、予定を超えてまで、断捨離を進めている・・・
断捨離を通して、自分の限界に挑みたい・・・
どこまで捨てることができるのか、私はチャレンジしたい・・・
私は、ここ数年間、主に株を買ってばかりだから、物があまり増えていない・・・
それ以前の、だいぶ前に買った物が溜まっているから、意を決して捨てている・・・
私がまだ、世間並みの生活をしていた頃に買ったり、貰ったり、拾ったりしたアレやコレを、容赦なく捨てるのだ・・・
いま見ると思わず、むせび泣きそうになるのを堪えて、目をそむけたり、目を細めて半目で見たりして、思い出の品を処分している・・・
物というのは、恐ろしい・・・
自分の愚かさや、過去の失敗や、取り返しのつかない人生の証拠として、部屋に物が残っているから・・・
こんな物まで残していたのか、と断捨離を始めた3日間だけで、急速に老け込んだような気がするほど、しんどい思いをして、思い出の品を殺処分した・・・
異変が起こったのは、その時である・・・
物を捨てると、気分が良いのだ・・・
その物よりも、あいた空間の方が、大切だと思えてくる・・・
物を捨てるだけで、これだけ気分が上向くのであれば、
この国の国籍を捨てた時は、もっと心が晴れるであろうか・・・