首相 川崎殺傷事件受け通学路の安全確保など対策指示

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190529/k10011933311000.html

28日、川崎市の路上で小学生らが次々と刺され2人が死亡した事件を受けて、緊急の関係閣僚会議が開かれ、安倍総理大臣は通学路の安全確保の徹底や不審者情報を共有する仕組みの強化など、早急に対策を講じるよう指示しました。 

これが首相のやる事か、と呆れてしまう。

小学校の校長先生じゃあるまいし、「通学路の安全確保」とか「不審者情報を共有」とか首相じゃなくてもやれる事を、いちいちアベが対策を指示するのを見ると、怒りを覚える。

しかも「通学路の安全確保」とか「不審者情報を共有」というのは、事件が起こった後に、事後的にやれることばかりであり、事件が起こる前に未然にふせぐ対策をとれないのか、と心底呆れる。

首相であれば、無差別殺傷事件が起こることがないような社会を作ろうとすれば作りえたはずだが、アベは一番ケチくさい方法で、「通学路の安全確保」とか「不審者情報を共有」するのが対策だと勘違いしているから、始末が悪い。

首相であればモリカケでお友達を優遇できるほどのリーダーシップがあるわけだから、アベ政権下で繰り返される無差別殺傷事件を、事前に防止するような社会政策をブチ上げたり、ちょっと気の利いたメッセージを発すればいいのに、アベは事後的に「通学路の安全確保」とか「不審者情報を共有」という、お決まりのパターンを繰り返すだけだから、無能にも程がある。

事件の発生を防止する方法は、いくらでもあるのに、アベは責任を痛感する素振りすらなく、警察にまかせて「通学路の安全確保」を口走るわけだから、一国の首相としてふさわしくない。

事件を起こした犯人もさることながら、アベの無作為も問題にされなければいけない。