“歴史的史料”に市職員が…油性ペンで書き込み

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20191217-00000068-ann-soci

市の職員が歴史的史料油性ペンで直接、文字などを書き込んでいました。

 文字などが直接、書き込まれていたのは、熊本県天草市の天草ロザリオ館などに保管されている掛け軸びょうぶなど180点です。2010年に市が保管する数万点の史料を整理した際に市の職員が油性ペンで番号を付けていました。史料は展示会などのため、市民などから市に預けられていたもので、なかには県の指定文化財もありました。天草市は「所有者の方々に対し、深くおわびしたい。早急に修復や補償の協議をしていきたい」としています。

歴史的史料に直接、油性ペンで書いたというのが、これは新しい話ではない。

かつて南宋時代に中国に留学した僧が掛け軸を持ち帰った際、所蔵した寺院が直接、ハンコを押して管理した。

中国の高僧の文字のすぐ横に、日本の寺院がハンコを押して管理したから、今さら油性ペンで何をしようが、驚くことではない。

そもそも、数万点の史料といっても、本当に価値のある史料が数万点もあるはずがない。

直接、マジックで書かれたとしても、どうせ大した物ではなかったのだろう。

掛け軸や屏風は、20年前と比べて、安くなっている。

全国的に有名な作家でない限り、値段はつかない。

まして地方の博物館が受け入れるレベルの物であれば、だいたいの値段は想像がつく。

県の指定文化財でも、県が税金で購入しない限り、たいした値段にならない。

今でもマニアックな作家は値段がつかないから、将来はもっと二束三文になっていく。

その時に、私が買う。

将来、確実に値崩れするから、私は、20年先でも30年先でも待つ。

底値で買う、それまで待つ。