「年内」「対等」が焦点 双方に譲歩許さぬ空気 立憲・国民合流

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191218-00000021-jij-pol

立憲民主国民民主両党の合流協議が始まることになった。

 立憲は来年の衆院選の可能性をにらんで年内の合流を目指すが、「吸収合併」されることを懸念する国民民主側は「対等合併」にこだわる。早期の合意は見通せない。

 「決着に時間はかけない」。立憲の枝野幸男代表は17日、国民民主との党首会談に先立つ党全国幹事長会議でこう強調した。

 立憲が重視するのはスピード感だ。枝野氏は、国民民主などを早期に取り込んだ上で、警戒する来年1月中の衆院解散が現実になった場合でも迎え撃てる態勢を整えたい考えだ。

民主党政権が崩壊して7年経っても、このザマだ。

野党という存在が議会内で必要であっても、そこに集う人間がダメだ。

野党がまとまって政権交代を目指すべきだが、そこにいる人間に、期待できない。

希望の党事件で分裂した時も酷かったが、合流前の今は、直視できないほど酷い。

かつて小沢一郎民主党に合流した時か、代表選に出馬した時か、「変わらずに生き残るためには変わらなければいけない」と、ニュー小沢を演出したが、そういう芸当すら、この人たちはできない。

変わった、というイメージを作り出せず、終わった、という感慨を再認識させてくれる、見飽きた仏頂面を見ていると、救いようがない人たちだと気づく。

この人たちがダメなのは、構造的な問題だ。

たとえると、東京五輪の新国立競技場問題や、トライアスロン会場の東京湾ウンコくさい問題などと同じように、構造的に問題があって、全体的にどうしょうもない事情があるから、今の野党がある。

構造ではなく、個人の問題であっても、たとえると田代まさしの再逮捕と同じように、個人ではどうしょうもない事情が山積みになって、今の野党議員がいる。

勘違いして欲しくないのは、野党に投票する層が存在するのは、野党を積極的に支持しているわけではなく、与党批判層が一定程度いるからだ。

政権にお灸をすえたい、という人が全国におり、それで野党に票を流れたのが、10年前に起こった。

ところが今や、政権批判層すら野党に票が流れず、投票率も低く、受け皿になれず、単なる物笑いの種になっている。

いまどき野党を支持するのは、変わった人扱いされて口に出すのも恥ずかしい、ぐらいの世の中なのに、民主党の残党が何も変わらずにいるのは、腹立たしい限りだ。

山本太郎氏と比べると酷だが、既成野党の顔ぶれを見ると、成長のなさが目立って、救いようがない。

民主党政権崩壊から7年経ってもこの茶番劇なら、10年先も無理だろう。

旧民主党の残党がいる限り、世代交代しないと、どうしょうもない。

旧民主党の残党は、一度失敗した連中だから、正体は分かっている。

鳩山の挫折、菅の裏切り、野田の自爆、その近くにいた旧民主党の残党は、何の役にも立たない。

既成野党の変化のなさ・成長のなさ・能力のなさを見ていると、いつまでも議員でいられると思うなよ!と怒りが湧く。

既成野党は、日本中から嫌われており、多くの人から冷たい視線を向けられる、寒々とした現実を認識することから始めるべきだ。