れいわ山本太郎氏が令和元年振り返り「激動だった」
(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191218-12181064-nksports-soci)
今年4月に党を立ち上げ、夏の参院選比例代表で自身は落選したものの、2議席を獲得。大きな存在感を示したれいわを率いた、自身の令和元年を振り返り「激動だった」と、述べた。
山本氏は、次期衆院選に向け、消費税率5%への減税を旗印にした野党結集を訴えるが、5%でまとまらなければ、れいわ単独で衆院選を戦う意向だ。
山本太郎氏の登場によって、既成野党の生ぬるさが、はっきりした。
今まで見て見ぬフリをしてきたが、既成野党が、まるでダメだ。
アベの権力犯罪に目を向けてきたが、いざ既成野党に目を転じれば、絶望的な現実が立ちはだかる。
民主党の残党が、救いようがない。
民主党政権が崩壊して7年経ったのに、まだ生きていたのか!と驚かされる。
既成野党は、政権交代を夢見る前に、世代交代が必要であり、政権担当能力を云々する前に、政党を維持する能力が必要だろう。
野党の敵はアベだけでなく、野党内部にもある。
既成野党には目をそむけたくなるが、既成野党の支持者らしき人間にも、呆れた。
山本太郎氏に対するネット上のバッシングが、今、最も腹立たしい。
だが今や、山本叩きに励むリベラルっぽい連中が、一番気持ち悪い。
山本のような異端者を排除する姿勢といい、減税に関してはリアリストになる冷笑的態度といい、山本を叩くためなら山本の発言をつまみ食いする意地汚さといい、寛容のはずのリベラルが、ネトウヨのように気持ち悪くなってしまった。
初めてネトウヨの怪文を見た時、背筋が凍るほどゾッとしたが、あの時の恐怖が蘇ってくる。
アベ政権が続くと、リベラルっぽい連中もアベ化して、頭の悪さを隠さなくなった。
腐った連中の中から、山本氏がたった一人で走り出したのに、それを叩くリベラル連中を、私は死ぬまで許さないと決めた。
れいわ新選組には規約がないだの、代表選の規定がないだの、ネット上で細かな揚げ足をとりをする連中には、呆気にとられる。
山本氏は落選後、住む場所もなかったし、服は同じものを着回していたし、カネは20億円用意しなきゃいけない、日本で最も可哀そうな男だ。
家がない・服がない・カネがない、そういう男が新党を率いて、この国に生きる人々を救い出すべく走り出したのに、ネットで偉そうに、党の規約がどうの、代表選がどうの、寄付金の公表がどうのと、よく言うよ!
党の規約や寄付金の行方は、大切だろうが、それよりもっと大切なことがあるだろう、と心底呆れる。
形式や手続きレベルの話であって、実体をよく見れば、何も心配することはない、と分かる。
形式や手続きを重視する前に、まず実体をよーーーーく見て、山本の話をよーーーく聞けば、批判した自分がバカだったと気づくはず。
実体を見る能力と、全体を把握する知性のない連中が、形式だけ見て分かった気になり、細かな揚げ足とりに始終する。
形式や手続きに縛られる奴は、台風が直撃したら、住民票がないホームレスを避難所から追い出すのではないかと心配だ。
ホームレスが住民票を理由にして、台風の日に避難を断られたニュースは、記憶に新しい。
なんて血も涙もない奴だろう、と怒りを覚えたが、私は今、山本氏を批判する連中に、同じ怒りを向ける。
百歩譲って、党の規約や代表選の有無を指摘できるのは、頭がいいと思う。
だが頭のいい連中は、日本に腐るほどいる。
頭がいい、それぐらいの人間は、日本に山ほどいる。
頭がいいくせして、なぜ山本のように本気で闘えないのか、まず己の疚しい内心を点検することから、始めるべきだろう。
山本が時代を背負って走り出し、愛をむきだしにして民衆の中に入る時に、やれ党の規約がどうの、代表選がどうのと、何を寝ぼけたことを言っているのか。
こういう規約や規則とか言い出す奴が、ホームレスが来たら住民票を理由にして拒むのではないかと、私は心配でならない。
現に山本は、ネット上で、右からも左からも袋叩きにされて、可哀そうだ。
山本氏は今年の4月に新党をたちあげたばかりで、素晴らしい成果をあげた。
なのに民主党の残党は、政権崩壊して7年経っても、あのザマだ。
民主党政権崩壊後の失われた7年は、闇が深い。