「憤りに近い」「なぜこんな大騒動に?」 ウォーホルの「箱」約3億円で購入 県による住民説明会で賛否

https://news.yahoo.co.jp/articles/9c075bfb827b381b04467249f7e140af9c3f36ab

鳥取県が新しくオープンする県立美術館の目玉として、アンディ・ウォーホル現代アート作品を約3億円で購入したことに対し、賛否の声が多く寄せられため、3日、鳥取県米子市で県による住民説明会が開かれました。
「憤りに近いものを感じていると述べさせていただきます」
「ウォーホルを知らない人が多いというのは鳥取県が美術振興をサボってきたツケだと思います」
住民説明会の会場には、批判の声も響きました。

はっきり言わなければいけない。

日本では、もはや美術品を買う財政的な余裕などない、と正直に語るべきだ。

地方の県立美術館が、無理をしてウォーホルを買ったようだが、この尖がった選択は、それなりに好ましいものがある。

ウォーホルは山ほど作品があるが、よりによって立体作品を選び、それを3億円も出したというのだから、よほど尖がった責任担当者がいるのだろう。

3億円もあれば、日本の美術品であれば国宝レベルだが、ウォーホル作品であれば、単なる箱しか買えない。

こういう箱は、頭のおかしい金持ちが買うべきであって、地方の公立美術館が選ぶのは、冒険主義というべきだろう。

まして日本は、中央・地方を問わず財政難なのだから、美術品を買っている余裕などないはずだ。

鳥取県がやり玉にあがっているが、本当に許しがたいのは文化庁であり、文化庁が毎年、こっそり何億円も日本の美術品を買っているのは、狂気の沙汰である。

日本の国立博物館が何十万件・何百万件も美術品を隠し持っているのに、まだ飽きたりもせず、年間億単位の予算で、日本の美術品を税金で高買いするのは、心の底から怒らなければいけない。

むしろ美術館が死蔵している宝の山を、いまこそ売っていくべきであり、ヤフオクあたりで1000円スタートで売り払っていくべきだ。

美術品よりも命、アートよりも人権が大切なのだから、税金は福祉に使われるべきであり、人命に勝る価値はない。

日本国憲法がこの国の最高の宝だ、と私は主張する。

以上。