小泉前首相役“元祖”田中健、ドラマで意地見せるか(ZAKZAK 2006年10月24日)

http://www.zakzak.co.jp/gei/2006_10/g2006102414.html

衆院統一補選の自民候補応援で登場した際、衰えぬ人気を見せつけた小泉純一郎前首相(64)。民放では小泉政権再現ドラマがいまなお放送されているが、前首相を初めて演じた有名俳優は、誰か?
正解は田中健(55)。
郵政総選挙の投開票に合わせ、昨年9月11日にテレビ東京で放送された特別番組「ザ・決断! 世紀の決戦」で、郵政解散、刺客戦術での前首相の“名演出家”ぶりをリアルに再現した。

↑10年前の記事。
コイズミ政権が悪い、と今では誰も言っていないが、それでも私は、コイズミ構造改革が日本をダメにした、と今でも思っている。
コイズミが自分から辞めた時は、テレビで再現ドラマが作られたことを、私はずっと腹立たしく思っている。
ならばアベが自分から辞めそうないけれども、いつかアベだって辞めるか死ぬかした時に、またしてもテレビで再現ドラマが作られるのではないか、と予想しただけで、私は今から腸が煮えくりかえってくる。
これだけアベが森友疑惑で国家を私物化して国有地を横流しした疑いが強いにもかかわらず、いっこうにアベの支持率が激しく下がらない異常事態は、コイズミ政権を思わせる。
コイズミ政権は、お金持ちを優遇して地方を切り捨てたが、改革詐欺によって不可解な人気に支えられて、悪夢の長期政権になった。
一方、アベ政権は、森友学園という思想的なお友達を優遇しただけでなく、加計学園という本当のお友達のために地方の公有財産を食いモノにしていた疑惑が、少しずつ報道され始めている。
アベ政権がお友達を優遇して地方を食いモノする手口の元祖は、コイズミ政権がお金持ちを優遇して地方を切り捨てた構造改革詐欺にある、と私は思う。
改革詐欺が、愛国詐欺へと、10年で悪質化しただけのこと。
コイズミは「変人」だったから自分から辞めたけれども、一方、アベは悪人だから自分から辞めそうにない。
アベが辞めぬまま、憲法改正という破壊行為が実現されてしまったら、日本はまったく別の「新しい国へ」変わってしまう。
アベの「美しい国へ」という本のタイトルが、2013年に、「新しい国へ」というドス黒い野望と薄汚いルサンチマン丸出しの恐ろしいタイトルへと改題されているのは、示唆に富む。
アベ政権の悪の源は、コイズミ政権にある、と私は死ぬまで言い張り続けてやる。