木曜・・・

不思議な下痢をした・・・
今までにない下痢・・・
まったく新しいタイプの下痢・・・
いつものように睡眠導入剤を呑んで寝た・・・
すると夜中の1時頃に、下痢に呼ばれるような感じで、目覚めた・・・
汗びっしょりで起きて、腹痛に気づく・・・
お腹が痛いというよりは、お腹が張るような感じ・・・
何かが出るような予感がして、トイレに駆け込む・・・
便器に座ったのはいいが、ブツは出そうにない・・・
全身から嫌な汗が噴き出て、吐きそうになる・・・
下から出すだけではなく、上からも出そう・・・
下のお口からブツを出すのが早いか、それとも上のお口から出すのが早いかの競争になった・・・
吐くかもしれないと警戒して、便器から立ち上がって、体を翻そうとした・・・
その時、下のお口から第一波が流れ出た・・・
熱いモノが放出されて、もうこれで、体を持ち上げることは当分の間できないだろう、と覚悟を決めた・・・
下が先か、上が先か、私には分からなかったけど、下からブツが出てきたから、答えが出た・・・
この第一波で終わりになるはずはないと、下腹部の重みから察知できた・・・
体の内部で、なにかが詰まっているような重みと熱があったから、もう、体を動かすことはできない・・・
とはいえ吐き気は止まらず、上からも出そうな恐れがあり、目を走らせると、便器の横に、小さなクズ入れ・・・
ゴミ箱というよりは、クズ入れといいたくなる、可憐な容器に手を伸ばし、近くに寄せる・・・
もしもの時は、お口からクズ入れへ直接的にシュートできるように、大勢をととのせる・・・
これで準備はできた、いつでもかかってこい、と力をこめると、体から熱いモノが流れる第二波が、やってきた・・・
上か、それとも、下か・・・