山本太郎、れいわ…左派ポピュリズムの衝撃とどう向き合うか?
(https://news.yahoo.co.jp/byline/ishidosatoru/20190722-00135238/)
日本政治に左派ポピュリズム政党が誕生した。7月21日の参院選は日本においても、欧州で吹き荒れるポピュリズムの風が吹くという結果になった。山本太郎、「れいわ新選組」である。比例での得票率は4・6%に達し、既成野党への不満の受け皿となり、政党要件を満たした。大事な点は彼らの主張は、欧米の左派ポピュリズムそのものということだ。
選挙区は立憲民主に入れた。
比例は、めちゃくちゃ悩んだ。
私は、いつも崖っぷちの政党に、比例は投票することにしている。
今回は、山本太郎の名前を書こう、と決めていた。
だが終盤の情勢を見ると、崖っぷちの政党が、3つもあった。
山本だけが、崖っぷちではなかった。
比例は、選択肢が3つも増えてしまったのだ。
困ったな、と悩んだまま投票所に行った。
投票用紙をもらっても、手がとまる。
「あの侵略戦争の時代に国民主権と男女平等を掲げた政党が・・・・・・」みたいなフレーズが脳裏をよぎり、目に熱いものがこみあげてくる。
こりゃ野党の中から1つを選べんな、と苦しんだ。
喉の奥でウーーーーーーーーーと唸り声をあげて逡巡する。
結局、投票用紙には、後悔しない名前を書いた。
投票所を出た後で、やっぱアッチを書けばよかった、と悔やまなくていい選択をした。
そのはずだった。