月曜・・・

1ヵ月ぶりに掛け軸を買った・・・

ヤフオクで1000円・・・

これで40本目・・・

有名な人ではない・・・

京都あたりの有名作家の弟子筋の、その中でもマイナーな人・・・

戦前の雑誌で挿絵に使われたことがあるけど、いまでは忘れられた作家・・・

県立美術館に代表作がある作家が、家庭用に描いたと思しき花鳥画・・・

それほど特徴があるわけではないが、色鮮やかで無難だから買った・・・

つぶらな瞳の鳥が木にとまっている絵・・・

どこにでもありそうな感じ・・・

40本買ってみて、結局、無難な絵に落ち着く・・・

自分の部屋に飾る場合、普通の絵がいい、と思った・・・

茶室向けの、筆数の少ない、枯れた絵は、部屋に合わない・・・

茶掛けは、薄暗い床の間にかけるのがベストであって、部屋に飾ると、ちと淡泊すぎる・・・

かといって筆数が多く、太い線で豪快に描かれた、ジジイ臭い南画は、見ているだけで暑苦しいから、夏場に飾るとイライラしてきた・・・

むせかえるような、おっさん臭がムンムンする南画は、美術館のような涼しい場所で見るのがベストであって、夏場の暑い部屋で見ると、鬱陶しくて腹が立つ・・・

だから、無難な絵がいい、と好みが変わった・・・・

あたりさわりのない花鳥画で、しかも安物だと、気軽に飾れるから良い・・・

ただし無難な絵だと、戦後の大量生産の印刷された絵と似てくるから、よーーく見ないといけない・・・