土曜・・・
また掛け軸を2点買った・・・
ヤフオクで落札・・・・・・
これで42点目・・・
富士山の絵と、どこかの山の絵・・・
共箱付で、状態が良かった・・・
ヤフオクで検索に引っかからなかったが、偶然見つけた・・・
誰も入札しなかった為、相場より安く買えた・・・
明治生まれの画家で、30年前に物故している・・・
そういう作家が戦後になって、日本画が油絵っぽくなった現代の絵を、2点買った・・・
富士山といい、山の風景といい、どこにでもありそうな絵・・・
だが、こういう無難な絵も捨てがたい、と思うようになった・・・
自分の好みを丸出しにして収集すると、地味で枯れた絵ばかり集めてしまう・・・
あるいは逆に、描きこみすぎて何が描いてあるのか分からず、抽象的で暑苦しい絵を買ったりもした・・・
枯れた絵か、やりすぎな絵かの、極端な2パターンで揃えてしまった・・・
自分の趣味を全開にすると、ろくなことにならない・・・
だから人に見せても好感がもたれそうな、無難で、普通の題材の、時代の浅い絵も収集範囲に入れることにした・・・
だけど時代が浅いと、まだ値段が高いから、3000円超えたら買えへんな、と諦めていた・・・
ところが、ヤフオクで検索に引っかからない絵を、たまたま見つけて、安く買えたからラッキーだった・・・
こういう戦後の現代的な日本画は、バタくさいから避けてきたが、部屋に飾ってみると、結構イケる・・・
時代の浅い絵を気に入れば、当然、書も気になってくる・・・
絵の収集範囲を広げてしまうと、書も範囲を広げざるをえない・・・
というか、もう、買った・・・
自分を抑えきれず、ある前衛書道の掛け軸を、落札していた・・・
そして、届いた・・・
いままで黙っていたが、43点目の掛け軸を、今、部屋に飾って眺めている・・・
墨が飛び散って、何を書いてあるか分からん書・・・
この墨の薄さがいい・・・
墨が黒すぎると、夏場は暑苦しく感じるが、墨の薄い書だと、見苦しくない・・・
ドバッ!と薄い墨が飛び跳ねており、勢いがあって、風を感じる・・・
書から風を感じれば、いくぶん涼しさを覚えた・・・