「桜を見る会」「身の丈」「上級国民」……“選民意識”で見る2019年の日本と政治

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191231-00022688-bunshun-pol&p=4

ネットだけじゃなくて、いろんな現場を見ていてつくづく感じたんですが、山本太郎さんはまず話術にとても長けていて、真夏の参院選で、都内の街頭演説に3000人を集めてしまう。彼はとにかく声を枯らして話しかけ、質問を投げかけることで、対話に持っていくんです。政治の世界では、対話集会や車座集会は少人数で膝をつきあわせてやるのがいいんだと言われるんですが、山本太郎は、数千人を相手に一人で立ち向かうんです。それでもみんな飽きないし、途中で帰らない。 

実は野党の国民も立憲も、れいわ新選組と同じようなことを言っているんです。でも、迫力覚悟が違う。つまり、「こういう政策を持っているんです」というのと、「皆さん、話しましょうよ。あなたのSOSを受け止めますよ」という気迫の違いですね。

民主党の残党と、れいわ新選組を並べるのは、失礼だ。

民主党の残党は、一度失敗して日本中から嫌われているし、いまだ許されていない。

一方、れいわ新選組は、未来も伸びしろもあるから、同列に扱ってはいけない。

民主党の残党は、「れいわ新選組と同じようなことを言っている」としても、口先だけでやらない実績がある。

選挙中は、うまいこと言うけれども、選挙後は何もやらないのが、民主党の残党だ。

だから立憲民主党の口先だけのアホに、騙されてはいけない。

口でうまいことを言いつつ、社会保障財政再建をエサにして、消費税増税を企んでいるから、万死に値する。

民主党政権が消費税を増税した結果、アベは米国に貢いで対米従属を推し進め、高額兵器を爆買いして平和憲法を破壊し、税金でお友達を優遇してモリカケ事件を起こした。

消費税増税が、対米従属・憲法破壊・モリカケ事件を根源的に引き起こしたのに、民主党の残党は、まったく反省していないし、自分たちの責任だと感じてもいない。

民主党政権の時に、多くの国民を裏切り、有権者を激しく失望させ、長年育まれてきた政権交代の機会をなんら生かせず、戦後最悪の大失敗となった失われた3年弱を、何一つとして反省してない。

民主党政権が誕生する前は、コイズミ政権を批判していたが、政権交代後に、なんらコイズミ改革の残滓を清算せず、事業仕分けでお茶を濁したから、タケナカは延命してカケ獣医学部事件で復活した。

だから今、桜を見る会民主党の残党が追及し、なんらかの間違いがあって民主党の残党が政権を獲得しても、アベを牢屋にブチ込む覚悟すら、さらさら無いだろう。

勘違いしてもらっては困るが、立憲民主は、野党第一党だから、だいぶゲタを履かされた状態で、甘やかされた評価にある。

これだけ日本中から嫌われた民主党の残党でも、野党第一党であるぶん、まだ甘めの評価になっているし、増税魔の正体が広く知られているとは言い難い。

野党は議会に必要だから、与党批判層は、野党に投票するしかなく、腐っても野党第一党に票が集まる。

立憲民主が野党第一党だからといって、なにか力があるわけでもないし、積極的に支持されているわけでもない。

間違って積極的に立憲民主が支持されるとすれば、それは勘違いが積み重なった結果であって、やがて幻滅へと転化する。

民主党の残党は、何度も失敗してきたから、合流しようが何をしようが、結末はいつも同じ・・・